複雑・ファジー小説
- Re: 自分の時代 人の時代『参照、300!ありがとう!』 ( No.74 )
- 日時: 2013/09/30 13:45
- 名前: 夜幽 (ID: x/gr.YmB)
第32話
「武田來未VS福沢直樹!」
審判「バトル開始!」
直樹「まずは……。」
直樹が細剣を氷に指した
來未「!」
直樹「氷塊!」
氷のつぶてが來未に飛んでくる!
來未「火!」
それを全部、殴る來未
直樹「!……アイアン!」
今度は真正面から攻めてくる
來未「っ!」
紙一重でかわす
直樹「へー。」
直樹が珍しい目で見てくる
來未「何?」
直樹「あなたは偉才だ。」
來未「……?」
直樹「……騎。」
來未「!」
直樹がジャンプする
直樹「桜乱れ!」
斬撃が飛ぶ!
來未「!」
その斬撃が來未に命中する!
來未「!?」
センゴクサイド
理夏「來未!」
修哉「ハムハム。ピンチだな。」
和美「修……あんた、何、食べてるの?」
修哉「ん?……氷のフィールドだからかき氷作ってみましたー。味はみぞれ。」
夏はやっぱり、これ!
理夏「お前!こんな時に!」
出雲「ハム。んー。難しいなー。(グレープ。)」
屡流「美味しい。(マンゴー。)」
紫陽花「ん。(ヒミツ)」
こちらも美味しく頂いてます
理夏「おいー!」
メイジサイド
焔「計算通りの戦いだ。」
花蓮「はい。」
真莉子「んん。ホント。(メロン。)」
奏「んー!頭にキター!(レモン。)」
和眞「うまい!(ブルーハワイ。)」
焔「お前らもかー!」
貴廣「……応援してください。」
フィールド
直樹「……お互い苦労しますね。」
來未「うん……。」
苦笑いする、2人
來未「……今度は僕の番だ。」
直樹「!どうぞ。」
來未が走ってくる
來未「風林……!」
來未がパンチを決めようとするが……
來未「!っあ!」
足が滑ってうまく攻撃ができない
観客席
有志「あらーら。」
涼子「……かき氷、食べたい。」
育斗「後でね。」
フィールド
來未「くっ。」
直樹「どうします?」
來未「……慣れてるね。」
直樹「はい……如!」
直樹が切りかかる!
來未「っ!」
何とかかわす!
來未「(これじゃこっちが不利だ。)」
直樹「霜!」
さらに切りかかる!
來未「林!」
負けじと來未がパンチを繰り出すが……
來未「!」
思うように殴れない
直樹「院!」
直樹に右肩を切られる
來未「!?」
センゴクサイド
修哉「來未ー!」
紫陽花「來未!」
メイジサイド
焔「この勝負、時間の問題だな。」
貴廣「そうですね。」
フィールド
來未「ハァ、ハァ。」
直樹「……羅刹!」
直樹の攻撃の手が緩むことはない
來未「くっ!」
何とか直樹の攻撃を防御する、來未
観客席
育斗「これじゃ、防戦一方だ。」
有志「……。」
フィールド
來未「スクリュー!」
直樹「月間!」
來未の拳は直樹の細剣に止められる
來未「そんな……。」
直樹「月氏!」
直樹の細剣が來未の体を斬る
來未「っ!」
直樹「……。」
來未「!(どうすればいい……。)」
直樹「放課!」
直樹が來未の足を狙う!
來未「!(賭けだ!)態様!」
來未がフィールドを殴る!
全員「!?」
すると、來未の周りの氷が砕ける
來未「よし!」
直樹「!」
センゴクサイド
修哉「!これなら滑らないな。」
屡流「……。」
観客席
育斗「なる程。」
有志「これなら思いっきり殴れるな。」
フィールド
直樹「……面白い。」
來未「……!」
直樹が無防備で來未に近づく
來未「どういうつもり?」
直樹「君の力がどれくらいか試させてもらうよ。」
來未「分かった……防御、一応しておいたほうがいいよ。」
直樹「?」
來未「風神!……雷神ー!」
直樹「!?」
來未の渾身の右ストレートが直樹に命中する!
全員「!?」
直樹が吹っ飛ぶ!
來未「……ごめんね。僕、やる時にはやるんだよ。」
センゴクサイド
紫陽花「さすが、うちのお兄さん!」
屡流「ふっ。」
メイジサイド
和眞「おいおい……。」
奏「へーホー。」
フィールド
來未「……。」
直樹「……(意識が飛びそうだよ。これは危ない。こんなパンチ、何回もくらったら……。)」
來未「!」
來未がジャンプする
直樹「な!」
來未「本納!」
今度は左ストレート!
直樹「っ!」
細剣で何とか受け止める
直樹「(お、折れそうだ!)」
來未「反撃させてもらうよ。」
直樹「!」
センゴクサイド
出雲「あいつ、判断を誤ったな。まさか、來未の拳があれほどとは予想もつかなかっただろう。」
修哉「……理夏が蹴りなら來未は拳だ。」
理夏「やっぱり、來未はスゲー。」
メイジサイド
焔「……あれが甲斐の拳。」
真莉子「聞いてた、以上だ。」
フィールド
直樹「ハァ、ハァ。」
來未「……。」
直樹「獅子!」
直樹が斬撃を飛ばす
來未「……。」
それを全部かわす來未
直樹「(!ダメだ。今、流れは相手側にある。)」
來未「覇道!」
直樹「!」
來未のアッパーカットが決まる
直樹「っ!」
來未「……。」
直樹が一歩下がる
來未「逃げてばっかりじゃ勝てないよ。早岐!」
直樹「っ!」
ギリギリかわす
直樹「高波!」
直樹も負けじと切りかかる!
來未「!(さすがだよ。)鉄斎!」
直樹「っ!」
重たい拳
直樹「!……(こうなったら!)」
來未「!」
直樹が高くジャンプする
直樹「くら……。」
直樹が剣を構え、技を繰り出そうとしたが……
直樹「何!?」
來未「……。」
直樹は驚いた
何故なら、直樹が飛んだ以上に來未が高く飛んだからだ
來未「もう、逃がさないよ。……空中戦は得意なんだ!」
來未が拳を構える
來未「いくよ!楓林ー!」
直樹「!?」
次回、決着!?