複雑・ファジー小説
- Re: 自分の時代 人の時代『オリキャラ募集中!』 ( No.81 )
- 日時: 2013/09/30 13:48
- 名前: 夜幽 (ID: x/gr.YmB)
第35話
「糸!」
フィールド
花蓮「棄捐!」
花蓮が輪刀を振り回す!
椿「!(戦闘スタイルが変わった?)」
花蓮「希林!」
花蓮の目がまるで兎を狩る獣の目に変わった
メイジサイド
奏「説明しょう!花蓮ちゃんは自分の血を舐めるとスイッチが入ってS化するのだー!」
焔「やめろ!」
フィールド
椿「!(S?)」
花蓮「ヤバイ、楽しくなってきた。」
花蓮が9つの輪刀を投げてきた
椿「!」
花蓮「大技!還元!」
9つの輪刀が椿に迫る!
椿「……白。」
椿が糸を使って9つの輪刀を防ぐ!
花蓮「!?(私の輪刀を防ぐ!?そんな馬鹿な!?)」
椿が笑いかける
椿「この糸はただの糸とは違うんですよ。」
椿が糸を見せる
花蓮「へー。宇佐美の名前は伊達じゃないわね。」
椿「……。」
花蓮「旧神。」
花蓮が自分の肩に輪刀を刺す
全員「!?」
センゴクサイド
修哉「あいつ、何やってんの!?」
屡流「痛そう……。」
メイジサイド
奏「説明しょう!花蓮ちゃんは自分が傷つけば傷つくほど強くなるのだ!」
焔「やめろ!」
フィールド
花蓮の肩から大量の血が……
花蓮「これで本領発揮。」
椿「(怖い。)」
花蓮「火山!」
花蓮と輪刀の早さが上がった!
椿「っ!」
輪刀が椿の頬を擦る
椿「……芝生!」
椿が負けじと攻撃するが……
花蓮「……。」
全てよけられる!
椿「(だったら!)釜足!」
今度は毛玉を飛ばす!
花蓮「斬!」
毛玉を一刀両断!
椿「(技もパワーアップしている!?)」
花蓮「どう?」
花蓮が余裕の笑みを見せる
椿「……。」
花蓮「!」
糸で花蓮の足を切る
椿「……やりがいがある。」
椿が挑発的な態度をとる
花蓮「(面白い!)蘭!」
花蓮が突撃してくる!
椿「!」
椿が自分から吹っ飛ぶ
花蓮「(後ろに飛んで衝撃を減らした!?)」
椿「!糸巻!」
糸を飛ばす!
花蓮「ただの糸に勝ち目はない!」
センゴクサイド
修哉「うーん。糸と輪刀、相性悪いな。」
出雲「黙ってみてろ。」
メイジサイド
焔「……。」
真莉子「……。」
フィールド
花蓮の力と椿の技がぶつかり合う!
花蓮「天江!」
花蓮がさらに切りつける!
椿「!」
紙一重でかわす
花蓮「しぶといですね。塔尾!」
観客席
育斗「中々、戦いが動かないな……。」
有志「うーん。」
涼子「……。」
フィールド
椿「丹心!」
椿の糸が花蓮の体を縛る!
花蓮「……ハッ!」
しかし、すぐ脱出される
花蓮「無駄よ。」
椿「……(これじゃ、僕が不利だ。!こうなったら!)」
椿が上空を見上げる
花蓮「?」
椿「!(やってみよう!)」
椿が糸を上空に張り巡らせる
花蓮「(何をする気?)」
椿「(後は……。)」
花蓮「(……まさか!?)厘!」
椿「!」
椿が何かをしょうとする前に攻撃された
椿「っ!」
花蓮「再議!」
なおも攻撃が続く!
椿「!……っ。」
花蓮「……。」
椿「ハァ、ハァ。」
花蓮「……あなたには決定的な弱点がある。」
椿「!」
椿の足の動きが止まる
センゴクサイド
修哉「どうした?宇佐美!?」
空許「!」
メイジサイド
焔「(思ったとおりだ。)」
真莉子「?」
フィールド
花蓮「あなたは身体が弱い。長期戦に持ち込めばこちらが有利。」
椿「……!」
センゴクサイド
修哉「ちっ。宇佐美の事は相手にバレバレかよ!」
理夏「……。」
メイジサイド
焔「……情報通りだ。」
焔がカルテを見る
真莉子「さすが、旦那。抜かりがないな。」
焔「旦那ではない。当然だ。勝利は確実ではない。だから、研究するんだ。誰にも負けないように。」
真莉子「……。」
フィールド
椿「毛糸!」
花蓮「!」
椿が針と針の間に糸をとおす
花蓮「……(何て精細な)。」
椿「(よし!)ここからが本番です。」
花蓮「(……なんて執念)だけど!」
花蓮が踏む込む!
椿「!」
花蓮「丸半!」
花蓮の輪刀が宙を描く!
椿「!」
花蓮「変化!不知火!」
輪刀が曲がる!
椿「!」
椿の体を切る!
椿「っ……!」
花蓮「……。」
椿「ハァ、ハァ。」
花蓮「次で一気に終わらせます!」
花蓮が高く飛んだ!
椿「!?」
花蓮が数枚の輪刀を取り出した
花蓮「魚!」
そして技を出そうとした
花蓮「雷……うっ!?」
その瞬間、花蓮の動きが止まった
花蓮「っ!?な、なにこれ?」
全員「!」
見ると花蓮は上空で身動きが取れないでいた
椿「……捕まえた。」
花蓮「(糸……!これはただの糸じゃない!)」
椿「糸は糸でも蜘蛛の糸。」
椿が色の違う糸を取り出した
その糸は空許から貰った、糸だった
花蓮「!」
椿「と言ってもクモの網は横糸に粘液の着いた糸があって……大変だったよ。誘い込むのは……。」
花蓮「(だから、あの時!)」
椿「……。」
花蓮「でも、もしあの時、私が策に引っかからなかったら……。」
椿「その時はその時。」
花蓮「!(ハァー。)凄い。」
椿「僕はただ、やることをやっただけ。」
メイジサイド
焔「……予想外とはこの事だな。」
真莉子「相手も策士だった。」
センゴクサイド
修哉「……。」
出雲「策を巡らし勝った喧嘩は数知れず。(宇佐美。)」
空許「……嬢ちゃん。」
フィールド
椿「トドメです。」
椿が糸を伝ってやってくる
花蓮「……。」
椿「……雪椿!」
全員「!」
椿の技が炸裂する!
花蓮「!」
花蓮が倒れる!
審判「!勝負あり!……勝者!宇佐美椿!」
策の勝利!