複雑・ファジー小説
- Re: 自分の時代 人の時代『参照500突破!』 ( No.97 )
- 日時: 2013/09/30 14:44
- 名前: 夜幽 (ID: x/gr.YmB)
第38話
「織田和美VS木田真莉子!」
審判「バトル開始!」
真莉子「ホワチョー!」
和美「!」
真莉子が武器のヌンチャクを振り回す!
真莉子「淵!」
真莉子のヌンチャクが凄い勢いで回転する
和美「!(速い!)」
真莉子「浮絵!」
真莉子の渾身の一撃が和美の薙刀に当たる!
和美「っ!」
真莉子「どうした!?何故、よけない!?」
和美「う、うるさい!」
真理子を弾き飛ばす
真莉子「?……邪念が多過ぎるぞ!雪車!」
真莉子のヌンチャクが和美の頭に命中する!
和美「っ!釈氏!」
反撃を試みるが……
真莉子「遅い!」
かわされてしまう
和美「くっ!」
和美が一歩前へ踏み込んだ……しかし
真莉子「あっていないぞ!」
和美「!?」
真莉子に見透かされてしまう
メイジサイド
貴廣「さすが、真莉子さん。安定感のある強さだ。」
焔「奴は頭や言語はひどいが。強さ自体は俺も認めている。」
奏「うん。大好きだもんね。」
焔「奏。後で消毒してやる。死ぬほどしみるやつを。」
奏「ごめんなさーい。」
センゴクサイド
修哉「(和美の奴、焦ってやがる。)」
出雲「(ダメだ。全然、身が入ってねぇ。)」
フィールド
真莉子「とう!」
和美「!」
真莉子「ハッ!」
真莉子が宙を舞う!
真莉子「くらえ!」
真莉子が物凄い勢いで突撃してくる
和美「(浅はかな!)似内!」
和美が技を繰り出そうとしたが……!
真莉子「遅い!」
和美「!」
真莉子の蹴りが決まる!
和美「カハ!?」
観客席
育斗「あれはスランプ以上だな。よっぽど姫さんに負けたのがショックだったんだな」
涼子「何よ、失礼ね。」
有志「加えて負けたのは自分だけだからな。」
育斗「……有志の場合は勝てそうなバトルだったのにね。」
有志「一応、反省はしてる。」
フィールド
和美「(落ち着け!)」
真莉子「まるで相手にならんな。」
和美「!」
見ると真莉子は薙刀の上に乗っていた
和美「くっ!」
真莉子「迷いは一種の病気だ。……多分。」
和美「黙れ!」
真莉子「それが迷いだ!」
和美「!」
真莉子のヌンチャクが和美の顔面に命中する
和美「っあ……。」
真莉子「……どうした?」
真莉子が見下した目で和美を見つめる
和美「まだまだー!」
和美が立ち上がり攻撃を仕掛けてくる
真莉子「(甘い。ツイン!)」
和美「!?」
真莉子の拳が和美の腹を殴る
和美「カハ!」
センゴクサイド
修哉「(……もういいだろう……。)審判!」
審判「!」
修哉が審判に駆け寄る
修哉「この勝負、こちらの負けだ。……だから降参する。」
全員「!?」
和美「何!?」
真莉子「……。」
和美「し、修!」
和美が修哉を見る
修哉「……だってそうだろう。このまま不安定に戦ったって……勝負は見えてる。」
和美「っ……!」
修哉が言ったことは間違っていなかった
当たり前の事を言われて何も言えない和美
和美「……。」
修哉「……和美。負けてもいい。ただ……自分の気持ち……そして自分に正直に戦え。俺はお前を信じている。」
和美「!」
修哉「大丈夫。お前は俺の仲間だ!」
和美「……!」
修哉「一発、ドーンと行け!」
和美「……はい!……審判!」
審判「は、はい!?」
和美「私は降参などしない!あくまで全力投球だ!分かったな!?」
審判「は、はいー!」
真莉子「(……全く、人騒がせな万屋だ……だが、それだけではないみたいだな……。)」
和美「……。」
真莉子が和美を見ると和美は甘く笑っていた
センゴクサイド
修哉「(待ってたぜ。)」
修哉が嬉しそうにする
メイジサイド
焔「……。」
フィールド
和美「すぅ……フー。」
和美が深呼吸をする
和美「よし!織田和美いざ参る!」
真莉子「(!迷いがない。)」
和美「柳眉!」
真莉子「!」
和美の激しい攻撃が決まる!
真莉子「っ……ふっ。それぐらい本気で来てもらわないと面白みがない!摩陀羅!」
和美「!?」
真莉子も負けじと反撃する!
一方、その頃
神宮闘技場
バトル会場
フィールド
審判「勝者!浅井喜代美!」
喜代美「……。」
5分後
審判「勝者!明智恭輔!」
恭輔「……。」
観客席
男性A「おいおい。まだ、始まって数分しか経ってないぞ。」
男性B「決着つくの早すぎるだろう。」
大河「……ハム。上手。」
ヘイアンサイド
玲央奈「キーッ!なんですのー!あの強さー!」
ヘイアンの男A「ハァ、ハァ。」
ヘイアンの男B「んだよ!あのでたらめな強さ!」
ヘイアンの男C「……。」
アヅチモモヤマサイド
恭輔「ハァー。んだよ、もうちょっと骨があるかと思ったけどスカスカじゃねぇか。」
喜代美「あんたね……まー、その意見には賛成。」
謎の男「恭さん。喜代さん。バトルはまだ、全部、終わってはいませんよ。油断しないように。」
恭輔「ヘイヘイ。分かったよ。透。」
喜代美「了解。」
透「……。」
★万屋アヅチモモヤマメンバー★
前田透(まえだとおる)
年齢【18歳】
性別【男】
武器【内緒】
身長【177cm】
髪の色【巻き毛】
目の色【黒】
アヅチモモヤマでの役割【変態3号】
性格【温厚ながらも狡猾で毒舌家(アヅチモモヤマリーダー談)】
補足【3強には力では劣るが技術は高い。相手の分析と情報。さらには指導力も高い。アヅチモモヤマのリーダーの親友】
透「!次、出番ですよ。五良さん。」
五良「……。」
★万屋アヅチモモヤマメンバー★
石川五良(いしかわごろう)
年齢【35歳】
性別【男】
武器【斬鉄剣】
身長【187cm】
髪の色【黒】
目の色【黒】
アヅチモモヤマでの役割【3強の1人】
性格【物静かであまり多くは語らない】
補足【アヅチモモヤマのリーダーに命を救われた。意外にもお宝が好き】
五良「うぬ……それで某は何をすればいい?」
透「うーん。……適当に流してください。でも、勝負には勝ってください。」
五良「……心得た。」
石川五良、その強さ底なし……!
