複雑・ファジー小説
- Re: 自分の時代 人の時代『参照500突破!』 ( No.98 )
- 日時: 2013/09/30 14:46
- 名前: 夜幽 (ID: x/gr.YmB)
第39話
「和美の技!七夕!」
観客席
大河「……せやけど恐ろしいもんやで万屋ヤマタイコクもその仲間も。」
石田大河がポテチを食べながらバトルを見ていた
戻って
維新闘技場
フィールド
真莉子「(ハァ、ハァ。いい加減なもんだ。万屋センゴクも……。)」
和美「(ハァ、ハァ……ありがとう。修哉。)」
センゴクサイド
修哉「……。」
修哉が立ち上がる
修哉「ちょっと控え室、行ってくるわ。」
出雲「バトル見なくていいのか?」
修哉「もう勝負は見えてる。」
出雲「信頼度、たけぇな。」
修哉「信頼しているのはあいつだけじゃない。お前も信頼しているぞ。副リーダー。上ちゅぎ。」
出雲「あぁ……サンキュ……(ん?上ちゅぎ?)」
修哉「上杉出雲を憎しみで殺す!」
出雲「信頼のかけらもねぇな!」
修哉「フッ。ナイスツッコミ!」
出雲「そりゃー、どうも。」
修哉と出雲が拳を合わせる
紫陽花「いいわねー。青春の一ペー……アイタタ。腕が……。」
來未「ほら、紫陽花。大人しくして……っ。」
理夏「2人共、安静に。」
空許「ほな、手術、始めんるでー。」
椿「はい。喜んでー。」
どこから出したのやらそこには手術道具とギロチンとかチェンソーを持った、ヤブ医者とうさぎ……空許と椿が何かの準備をしていた
紫陽花と來未「!?」
屡琉「(最近、あんまり出番ない。)」
フィールド
真莉子「織田和美。」
和美「!」
真莉子「私は伊藤焔が好きだ。お前は真田修哉の事をどう思っている?」
和美「……今、教えてやろう。」
真莉子「ふっ。」
和美「織田流!羽地!」
和美が薙刀で技を出す!
真莉子「雨音子!」
先に真莉子のヌンチャクが和美の腕に当たりそうになるが……
和美「ハァー!」
瞬時にヌンチャクを跳ね返す!
真莉子「な!?(私の技がはじかれた!?)」
和美「七夕!」
和美の薙刀が見事な弧を描く!
カチッ
真莉子「グ!?」
真莉子が吹っ飛ぶ!
審判「……!木田真莉子!戦闘不能!勝者!織田和美!」
和美が腕を抑えながらつぶやいた
和美「木田真莉子……私は真田修哉が好きだ。」
センゴクサイド
出雲「勝ったな。」
理夏「そうだな。」
屡琉「……2勝2敗。繋いだ。」
メイジサイド
奏「あらら。これは予想外。どうします?リーダー。」
焔「……。」
奏「リーダー?」
焔が真剣な表情でセンゴクサイドを見つめる
焔「(修哉。)」
万屋センゴク控え室
修哉「……。」
修哉が愛刀、桜と紅葉を手に取る
修哉「……行くか!」
メイジサイド
真莉子「すまない。旦那。負けてしまった……!」
真理子が涙目で悔しそうにうつむく
焔「……。」
焔が真莉子の優しく抱いた
真莉子「な、何をする!?」
焔「……黙ってろ……今は泣いていい……旦那って呼んでもいい。」
真莉子「……焔。」
焔「お前は俺の嫁だろう?」
真莉子「う、うん。ありがと……。」
メイジメンバー「……。」
花蓮「いいな……。」
うっかり本音が漏れてしまった
焔「ん?」
花蓮「!はぅ……な、なんでもないです!」
焔「?」
センゴクサイド
出雲「あれが元万屋ヤマタイコクの力。」
來未「末恐ろしい。」
紫陽花「アハハー!」
屡琉「……。」
理夏と和美「……。」
ツッコミ、ただいま不在中ー
メイジサイド
焔「……もういいか?」
真莉子「あぁ!元気一億だ!」
焔「大袈裟な。」
真莉子「それで旦那。次はお風呂にする?ご飯にする?それともワ・タ・シ?」
焔「……花蓮で。」
全員「!?」
メイジに衝撃がはしる
真莉子「旦那が浮気した……。」
花蓮「え?え?え?」
混乱中
焔「これで少し静かになった。」
和眞「お前は鬼か。」
奏「それでリーダー。次、誰が出るんですか?」
焔「言わなくても分かっているだろう?俺だ。」
直樹「……勝算は?」
焔「始めから全力だ!」
和眞「よし!行ってこい!」
ミスターT「(完全に空気。)」
焔がフィールドに登る
焔「待たせたな。メイジ、最後の相手はこの伊藤焔がつとめよう。」
焔は持っていたハンマーをセンゴクサイドに見せ付ける
センゴクサイド
出雲「なんだよ、あのデカイハンマー。」
理夏「あいつ、頭だけじゃなくて力もあるのか?」
和美「……。」
紫陽花「3K、揃ってるわね。」
屡琉「?」
來未「凄い。」
修哉「ホンマやな。」
出雲「!お前、いつ戻ってきたんだ。(関西弁?)」
そこには余裕綽々とした、修哉の姿が
修哉「あ。和美。ナイス!ありがと!」
和美「!(お礼を言うのはこっちなのに……。)ありがとう。」
修哉と和美が拳を合わせる
修哉「ほんじゃー、ボチボチ行きますかー?」
修哉が焔を見る
焔「……。」
修哉「ご指名どうぞー!」
焔「真田修哉。」
修哉「(そこはボケろよ。)」
修哉がフィールドに登る
ミスターT「まさかまさかの大接戦!しかし、その大接戦も遂に決着!勝つのは頭脳か!?それとも力か!?……最後の対決は元万屋ヤマタイコクの1人!好きな女性のタイプは頭が良くてあれな人!伊藤焔!」
焔「!?」
真莉子「(旦那ー!)」
ミスターT「対するは好きな女性のタイプは意外に……。」
修哉「何!?」
屡琉「……。」
ツンデレ医者VSリア充!