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【世界観】

(現実世界)

　この世界には剣や魔法などの概念はない。
ただ、稀にちょっとした『特殊能力』を持つものは存在する。

（例）先の未来を見る者、透視できる者、数メートル先に瞬間移動する者等々……

　そういった者達は全員『東雲学院』に入学するのが法律で定められている。


＊東雲学院…主人公達が通う学校。200年もの伝統ある、国立校なだけあって設備は万端。共学校である。
　　　　　　「初等部・中等部・高等部・大学部」に分かれる。大学部は進学したい人のみ進学する。

＊寮…『空』と『雲』の二つがあり、空が女子寮、雲が男子寮。東雲学院に入学する者は必ず寮に入る決まりがある。つまり全寮制。

＊設備について……東雲学院では最新の技術を取り入れている。
　・出席制度…制服の襟にある『高』のエンブレムにICチップがあり、教室前のパネルにかざすことで、出席確認及び、教室・授業内容確認を行うことができる。
　・小遣い制度…初期に支給される金額は「３０００円」。それ以後は「テストの成績・普段の授業態度・その他学院に対する功績等々」で支給額が異なる。

　・寮長権限…初等・中等・高等・大学部にはそれぞれ寮長が存在する。年に１度『寮長争い』が行われ、最後に残った立候補者が寮長になれる。寮長には「月１万円支給・学院に対する申し出・外出許可証の発行」等々、何かしら優遇される。
　・ICチップ制度…出席等々、個人情報などは全てICチップに刻まれている。
　　　　　　　　　男子は「黒綿の細いリストバンド」、女子は「白綿の細いリストバンド」が制服の袖に縫い付けられ、買い物をするときはこれをかざして行う。ちなみに防水加工が施されているので、水に濡れても大丈夫。
　　　　　　　　　ただし、間違ってもこちらを出席確認のパネルにかざしてはいけない。誤認して所持金全額失ってしまう。


(夢世界:ドリームワールド)

　現実世界の夢の世界。塀で区切られたエリアが存在し、『魔物』や『ナイトメア』が存在する。

＊人により様々な特性を持つ『オーラ』や、この世に５つしかないとされる『魂:ガイスト』と呼ばれる拳銃がある。

＊『現実世界の自分』と『夢世界の自分』は繋がっており、現実世界の自分が死ぬと、夢世界の自分は必然的に何かが起こって死ぬ。
　逆に、夢世界で消滅しても『ナイトメア』に殺されない限り、元いたエリアに強制帰還される。

＊だが、夢の中の自分がナイトメアに殺されると、現実世界の自分の精神が壊れる。
　現実世界において、そうして精神の壊れた者が犯罪を犯す……その人物を犯罪者というが、それはこのようなことがあるからである。

【エリア】…５つのエリアが存在する。それぞれのエリアには大体『試練場』と『ギルド』が存在する。

＊ヴァルムエリア…鬱蒼とした森林におおわれたエリア。人々は大抵、樹の枝のところに家をもつ。
　☆ギルド名…フォレスタント
　☆ギルドマスター…（？）

＊ベルクエリア…エリアのほとんどが山、死火山だったりするエリア。洞窟が多数あり、ここで鉄や鉱石を発掘することもできたり、レアな武器を見つけることも多々。小さい村があり、そこで作られた武器は天下一品。
　☆ギルド名…クリムゾンベア
　☆ギルドマスター…ユーリカ・エリクソン（更紗蓮華様より）

＊メーアエリア…５つのエリア内で最も発展しているエリア。商業区と街区に別れる。南に海が見えるため、観光エリアとしても名高い。
　　　　　　　　…が、そんな時にもナイトメアは現れるため、なかなか行く人は少ない。
　☆ギルド名…ブルーバード
　☆ギルドマスター…セキマイ（グレイ様より）

＊未開地エリア…東側に存在する名もないエリア。未知の魔物やナイトメアが一番多く存在する。どこかに魔獣を統べるものがいるのだとか。
　　　　　　　　このエリアのどこかに幻の拳銃『白のガイスト』があるらしいが、挑戦者は悉く失敗。しかし、しばらくの後、最後の挑戦者が手に入れたという。
　☆ここにはギルドはない。
　★魔獣の主　フィリップ（烈司様より）

＊シュロスエリア…５つのエリアの中心に位置する。
　　　　　　　　　未開地を除くと、このエリアが一番ナイトメアの出現率が高く、あまり近づくものはいない。
　　　　　　　　　ベルクエリアに近づく北の方向に『闇城』がある。闇城の最上階にはナイトメアを統べる『カロン』がいる。近年、カロンの動きが活発化し、ナイトメアも凶暴化しつつある。
　☆ギルド名…ヴァイスクロー
　☆ギルドマスター…レンゲット（檜原武甲様より）

（随時更新するかもしれません。）