複雑・ファジー小説

Re: 罪とSilencer ( No.79 )
日時: 2013/07/17 20:28
名前: 檜原武甲 ◆gmZ2kt9BDc (ID: S20ikyRd)
参照: まとめ集 用語集は次の次投稿します。

第二章十話までのあらすじ。

 夏になり、三戟紫炎は休暇として知名崎宇検と音更謡は海に出かけていた。海で遊んでいる前日、次の依頼人『秤辺冴里ショウベサオリ』が何者かによって失っていたはずの能力を開花させられてしまう。同じ日に死んでいた強力な能力者の遺体が盗まれる事件も発生する。新たな敵が出て来たと感じた知名崎宇検と三戟紫炎は二人で、秤辺冴里が確保されている『氷川天満宮』へ向かうとそこには、知名崎宇検の元同僚『清水正シミズタダシ』と教え子『矢向社ヤムカイヤシロ』が待っていた。二人から事情を聴き、護送し始めると早速攻撃を受けた。知名崎は先行していたため、三戟紫炎一人だけだった。現れた敵は19世紀末に生きていた『切り裂きジャック』だった。三戟紫炎は苦戦しながらもジャックを倒し、『矢向社の影』によって保護された秤辺冴里へ会いに氷川天満宮へ戻っていった。天満宮には負傷者や死亡者が大勢いる中、知名崎宇検がベッドに横たわっていた。知名崎は死亡している第二次世界大戦で有名な『SS(ドイツ武装親衛隊)』の部隊と単身で戦っていた。もちろん、無傷では済まなかったが生き延びていた。安堵していたその時、天満宮内の死者が蘇る事件が発生。紫炎は安置している切り裂きジャックの遺体へ向かった。そこにはすでにジャックをもう一度殺している榊和の姿があった。和は知名崎宇検に依頼をしに来た。紫炎は同級生を殺した恨みがあったが、後ろに現れた人物によって止められてしまう。その人物は和の元同級生でチームメート、今は特殊作戦群の参謀『桜策士サクラサクシ』だった。