複雑・ファジー小説
- Re: あなたの事件、解決しますよ? ( No.30 )
- 日時: 2012/10/20 01:32
- 名前: ゆりかん ◆Qd6XA/vkyQ (ID: eEXTIvrj)
「名前は芦谷修というのですが、最近彼の様子が変なんです。話しかけてもぼんやりしてて、授業中も、ずっとものおもいにふけてるんです。いつもはそうじゃないんですよ、だってクラスの中で一番明るくて人気者なんですから」
「家庭問題とか?」
私が思いついた事を言う
「いえ、彼の家は円満です。昔から一緒ですから、それは絶対にないと思います。」
「んーーじゃあ、なにか別の悩みを抱えてるとか?それでプチ家出でもしちゃったんじゃない!?」
水月の無責任な発言に後輩ちゃんの顔は真っ青になる
とりあえず私は拳を水月のみぞおちに叩き込んでやる
その瞬間さける水月
そして隙を狙うために私は戦闘用意
水月も応戦
「あ、あのー」
私たちがにらみ合ってるとき、沈黙を破ったのは真っ青な顔をしてる後輩ちゃん
お、いけないいけない
水月とじゃれてる場合じゃない
「家には行ってみたの?」
水月には任せられないので私が質問を進めるとしよう
「あ、えーと...行っては見たんですけどなんかいないんです。電話とかかけてもつながらないし...」
「もしかしたら、それ、旅行じゃない?旅行だってばれたら学校にしかられるかもしれないじゃn((殴」
けがから回復した水月がまた口を挟む
うるさいから殴ってやった
そういやこいつ、けがの完治もはやいんだっけ?
「わかりました、それじゃあとりあえずこの件は私たちに任せて。一週間で解くから!」
「はい、お願いします」
後輩ちゃんは頭をさげて、部室から出て行った
「思い出した?」
水月に聞く
これで思い出してなかったら、事件部の部長、という権限を使って
水月を退部させよう
そう決意したときに水月が口を開いた
「あぁ、思い出した思い出した!それじゃあさっそく幼なじみのその子の家にでも行くか!!」
「は?今授業中でしょ。そんな時間にふらふら出歩いて警察にでも見つかって補導されたらどーすんの?学校に連絡も行くかもよ」
「ばれないようにいけば大丈夫!なにせ、この私は何回もやったことあるけど一度もばれなかったから☆」
おいおい...そこは自慢するところじゃないだろーが
まぁ、水月のあの声は普通の人間だったら約2時間は気絶する
2時間くらいだったら...大丈夫だろうか?
「行こっ!弥生!!」
水月はそう言って、私の手を取った