複雑・ファジー小説
- Re: あなたの事件、解決しますよ? ( No.56 )
- 日時: 2012/11/22 20:24
- 名前: ゆりかん ◆Qd6XA/vkyQ (ID: MTFzUrNw)
「何コレ...」
「でかすぎだろ...」
ただいま私達は星野の家の前
...こいつの家はこんなにでかかったのか!!
もう、豪邸とかそういうレベルじゃない
一言でいうなら城
それも、どこか異国の雰囲気が漂ってる
まぁ、車で30分かけてきたからこんな家(城)見た事ないのは仕方ないけど
にしてもでかい...でかい...
あのあと、私と水月は誘拐犯が出してきた手紙を見る事にした
そのためには星野の家に行かなくてはいけない
「あ、車なら向こうにとめてあるよ〜」
車で来るのは納得だが、それがリムジンだとは聞いてない!
しかも...かなり改造してないか?特に中
リムジンの中、絶対こんなんじゃないだろおお!!って思うくらい機材やらなんやらでこちゃこちゃしてる
なんでも、甍リンさん(女の人の方、ちなみに男の方はレンさん。作者..ボカロからとったn((言うな!)
が星野の為に改造したらしい(自費で)
恐ろしい...
「それでは入りましょうか」
私がここまで来た経歴を思い出していたら、リンさんが声をかけた
そう言って城の大きな扉の前にたった...と思ったらそこから迂回して城の後ろ側へと回った
「?」
どうしてあの(豪華で金ぴかで重そうで成金趣味の)扉から入らないのだろうか
「あの扉は偽物、泥棒とかが入ろうとして鍵の部分を触ったら...」
触ったら..どうなるんだ?
「電流が流れてるの。約1万ボルトの...だから...少なくとももうこの家には近づかないんじゃない?」
それ以前に1万ボルトもの電流を触って生きてるのだろうか...
そして私たちは城の裏にある、目立たない扉から入った
なるほどなるほど、やっぱり泥棒対策とかもしてるのか
ちなみにあとでリンさんに聞いたところ、やはり泥棒のタメの罠(トラップ)はまだまだあるみたいだ
ここは一つ箇条書きでも
ーリンさん、レンさん、星野以外が扉の取っ手の部分を触るとなお、電流(指紋探知機みたいなのがついてるのか?)
ー防犯カメラがいくつものつけてある。もしも、怪しいやつが入ったら警報がなり、3分以内に警察が到着。
ーなお、防犯カメラには軽いレーザー機能が着いている。怪しい奴を見つけたら一発でドカン(いつの時代だよっ)
ーまず、屋敷に入るには5mほどある門の前を通らなきゃいけない(これは...人も確かに飛び越えられないな)
まだまだトラップの数はあるみたいだ
なんでも星の数(!)ほど
けど、全部は教えてくれなかった
「だって、もしもトラップを全て教えてあなたたちが泥棒でもしたら困りますもんね」
レンさんはそう言ったが、その顔はとても怖かった...
ちなみに、星野に親はいない
なんでも小さい頃に亡くなったそうだ
けど、莫大な遺産と頼もしいお手伝い(リンさんレンさんのこと)のおかげで一生遊んで暮らせるらしい
「どう思う、水月?」
星野はトイレ、リンさんレンさんがキッチンへ行き私はようやく水月と二人きりになれる
ちなみに私達がいるのはリビング
きんきらりんのソファとか家具が目の毒だ...
「どう思うって...リンさんレンさんすごいなぁ〜って」
...水月に聞いた私が馬鹿だった
多分水月はさっきのリムジンの改造の事を...
「違う、違う。あの二人、お手伝いとか行ってたけど多分それは表側だと思うよ」
「は?」
「だって...あの人たち歩いても走ってもまったく音はしなかったしレンさん、隠してるみたいだけどすごい筋肉あった...多分あの二人はボディーガードなんじゃない?」
ボディーガード?ってあれか、黒い服にサングラスをかけてて何時も無表情なあのボディーガードが
「弥生..安っぽいアクションドラマ見過ぎ」
...み、水月にあきられた!!
これは、私の生涯のトップスリーにまで入る恥じた事!!!
「水月...帰ったら覚悟しとけ!!いつかその顔をぶん殴りたいっていつも思ってたんだよな」
「ふっやれるならやってみなさいよ〜。私にやるみぞおちキック、いっつもはずすくせしてさ...」
最後の一言で私は切れた
みぞおち...ではなく腹と頭と背中と臑(すね)とみぞおちとついでにエルボーパンチで頬もぶっ叩く
水月も水月で負けてない
私が腹と頭と背中と臑を攻撃してる間に自分はちゃっかり武器を持ってる(なんで部屋の中に黄金のナイフがあるんだよ!!)
その武器で私のみぞおちをたたこうとするから、私は瞬時に避けて私はエルボーパンチで水月の頭を狙う
「いたいな!!馬鹿になったらどうすんの!頭は狙わないでよ!」
「お前こそ武器は卑怯だろ!ってかそのナイフ置け!!」
次はお互いのののしり合い
私が一言言えば、水月から3倍...いや、30倍になって返ってくる
そしてそれを私が300倍で返すのだから罵り合いはなかなか終わらない
「お前こそ前の事件、何だったんだ?あれは?とんちんかんな推理しやがって!!」
「はぁ?私の推理があったからこそあんたが結局は解けたんだろ!!ってか二人で解いたね、って励ましてくれたのは水月だろ!!」
「んなこと言ってねぇよ」
「言ったよ、この○○!!」
...私は水月の地雷を踏んだようだ
ゆりかん「説明しましょう!○○とは弥生がつけた水月のあだ名である。ただ、あまりにも酷い言葉なのでお見せできません><ってかこの二人の喧嘩、酷いですね〜ここは他人の家だという事、誘拐犯の手紙を見にきた事を、すっかり忘れてるようでs((みぞおちキック!!」
横からしゃしゃりでてきた作者にみぞおちキックを叩き込んで、私は水月を睨みつける
向こうも向こうで、いつのまに手にしたのか武器を持ってる。どうして部屋の中になぎなたがあるんだよ!
結局私たちが喧嘩(戦い?)をやめにしたのは10分後
リンさんレンさん、そしてトイレから戻ってきた星野が私たちを止めようとした
私はちゃんと喧嘩止めた、大人だから((オイ
けど水月は問題児で馬鹿でなおかつ切れやすい奴だからなかなか怒りはおさまらないようだ
....ようやく私は当初の目的を思い出した
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おいいいい!!という突っ込みの方、たくさんいらっしゃいますよね
すいません、ちゃんと誘拐犯の手紙を見せてしかもこの星野家にまつわる秘密の話をリンさんレンさんが話してくれる
つもりだったんですy((おい、ネタバレすんな
途中で弥生が馬鹿な事を口走ったんですよね
それでこの二人の(戦争に近い)喧嘩(というより戦い)をかくはめになりました
けど、それはそれで楽しかっt((みぞおちキック!!
いたた...
更新遅くなってすいません><
それと一応これ推理小説です^^;
変なギャグ小説でないので念のため;
ちなみに、お手伝い(ボディーガード)の甍リンさんレンさんはボカロの鏡音リンレンから
名前をお借りしました
容姿は...リンレンそのままで((