複雑・ファジー小説

Re: 終焉へ向かう幻獣たち—— 【オリキャラ募集中!!】 ( No.31 )
日時: 2013/02/03 22:04
名前: ガリュ (ID: 7VvLld12)



  第2話 『謎の事件と能力者たち』【7】


 一方、夜海は悪魔と戦っていた。

「テティス!!悪魔の後ろへ!!」

テティスは悪魔の後ろへ注意をひきつけ、夜海が水色に輝く槍で悪魔を攻撃する。とてもいいコンビネーションだ。しか悪魔もだまってるだけではなかったテティスと夜海を「バシン」と叩きつける。


 「うっ…!!」


悪魔は咆哮をすると、黒いエネルギーの弾のようなものを生み出して攻撃してきた。夜海は槍ではじき、テティスは水を操って攻撃を防いでいた。


「くっ!!テティス、あの技できるかしら——!!」
「う、うんっ!!」




         ■■■


焔は研究所のような場所だった。周りには白衣を着た男達が倒れていた。どうやら焔がやったようだ。


  「ったく、どこだよあいつは。」


「く、くそ〜!!」

焔の後ろで倒れていた一人の男が気付かれないように銃を構える。


 「ふふふ、なめるなよ小僧…」

男は引き金をひいて発砲した、が、焔の身体直前で銃弾が発火して砕け散ってしまった。男は悲鳴をあげる。


「気付いてんだよ、バカが。」


「う、うわああああ!!」



そして男は恐怖のあまり気絶してしまった。


「ったく。」

焔は舌打をして特別実験室という部屋のドアを蹴り破って入った。するとそこには誰もいなかった。実験室の中央には柱のような透明なガラスのようなもののなかにに入っている少女を見つけた。


 「ナ…ギ…!」


パリイイィィン

 焔はガラスを割って少女をだして抱きかかえた。

「ふう、やっと見つけた。」

実験室をでようとすると実験室の所々が火花のような電撃がはしった。



 「この電撃は…!」