複雑・ファジー小説

Re: アビスの流れ星 ( No.73 )
日時: 2013/05/22 20:33
名前: 紅蓮の流星 ◆vcRbhehpKE (ID: 76WtbC5A)
参照: http://ncode.syosetu.com/n4418bo/

(登場人物2)



フェミア・ルーク
(推定15〜16歳・性別♀)
警戒地区で放浪していたところを、後述の少年とともに、シドウ准将に保護された少女。
国籍不明。
黒髪をツインテールにしており、瞳の色は水色という容貌。

好物は甘いもので、中でもプリンを好む。
日々起こったことを日記に書き記す習慣がある。

以前、ライブラ日本地区支部に所属していた「フミヤ少尉」とは容姿が酷似しているが、関係性は不明。



タルト・ルーク
(推定16〜17歳・性別♂)
警戒地区で放浪していたところを、前述の少女とともに、シドウ准将に保護された少年。
国籍不明。
黒髪で、左眼を覆い隠すように包帯を巻いている。

少々ものぐさな面が見られるものの、頭の回転が早く、同年代の子供よりも冷静な面を見せる。
身体能力も高いのだが、それを披露する機会は少ない。

以前ライブラに籍を置いていた「スギサキ少佐」とは外見が酷似しているが、関係性は不明。
本人は「フェミアの兄」を自称している。



獅堂 英輔(シドウ エイスケ)
(19歳・性別♂)
最年少で「ライブラ」の将校に就位した青年。
主に使用する武器は一対の剣で、二刀流と類を見ない機動力による近接・高速戦闘を最も得手とする。
特に、その扱いに関しては「ライブラ」本部を含めた全支部を見渡しても、右に出るものはいない。

だが、レイダーの脅威が去った後はライブラを辞め、教職の道へ進むべく勉強を始めている。

スリムな見た目によらず大食漢で、好物は駄菓子類全般。

赤い髪と赤い瞳という容貌。
戦地へ赴くときは黒いコートを愛用していた。



アビス
(年齢・性別不明)
宇宙をただよう、ひとつの巨大な「星」そのもの。
他の星を取り込み、喰らうことでエネルギー源とし、悠久のときを宇宙で彷徨い続けていた。
すべてのレイダーの生みの親。

レイダーは、彼が地球を捕食するための前段階として、地上の生物すべてを食い尽くすために送り込んだ尖兵。
「フミヤ少尉」……レイダー「ナイアラトテップ」は、特にレイダー撃退能力が高い人間達を殺すために、ライブラに送り込まれたスパイ的役割を果たしていた。

「ブラック・クリスマス」の際に、彼(あるいは彼女)は人の姿を借り、シドウとコミュニケーションをとることに成功する。
「人間」という生命体に興味を示し、観察を続け、己が餓死する限界まで捕食を躊躇った彼、あるいは彼女が、果たして何を考えていたのか。
いまとなっては真実を知るすべはない。