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複雑・ファジー小説
- Re: とある天才のイミ ( No.8 )
- 日時: 2013/02/14 20:48
- 名前: せぷてむ ◆lzXFfF2iJc (ID: Z6QTFmvl)
- 参照: 短いよ!
「羨ましいィ〜」
「うるせぇ、くたばれ」
ワカナの羨ましいコールを軽くあしらいながら登校した。うん。ワカナうざい。一回くたばればいいのに。
「よっ!」
「朝っぱらから元気だな〜」
「あ! 馬鹿コンビ」
「おはよ」
サッカー馬鹿とバスケ馬鹿のコンビと偶然会った。サラッとワカナがひどいことを言った。……ナイス。
「ひっでぇ〜」
「ジュント、事実だ。そしてお前は俺より馬鹿だ」
「そうよ、いい加減慣れなさいよこのドアホ」
「そうなのだよ。そしてくたばれ」
「おめぇらひでぇえ!」
容赦ない私たちの攻撃に半泣きのジュント。ざまぁ。
ぎゃあぎゃあ騒いでいると鋭い視線を感じた。あ、そういえば馬鹿コンビってモテるんだった。周りの女子の視線が恐い。とは言えたった数人だけだ。私はわりと皆に信頼されているからか女子から嫌がらせは受けない。嫌がらせされても倍返しするからいいのだけれども。
「んじゃあ、私は先行くね!」
ワカナは走っていく。ワカナだけクラスが違う。私は馬鹿コンビと一緒だ。ワカナが居ないとつまらない。
私たちは4人一緒だから成り立つのかもしれない。
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