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複雑・ファジー小説
- Re: 異世界武具屋【オリキャラ募集】第7話完結 ( No.123 )
- 日時: 2013/04/20 16:03
- 名前: 通りすがりの俺俺 ◆rgQMiLLNLA (ID: HR/cSb0.)
---第八話「旅の道連れ世は情けを」
「お金はないのでご勘弁を!!」
現在、今回の依頼にて作った曲刀の前にて土下座する少女が一人。
少女の服は至るところがボロボロになっていて悲惨という言葉が合うかもしれないそんな雰囲気。
「可哀想...」
「なんとかなんないのガンジさん?」
そして周りに味方は無し、というかむしろ敵のみ。
声高らかに叫びたい、
ど う し て こ う な っ た !?
~時は前日~
その日もいつもように接客をしていた。何年もかかってようやくいらっしゃいがいつでも言えるようになったのは訓練のたわものだなとしみじみに思う。学園では発表系の勉強はいつも大の苦手であったことからその成長を知ってほしい。
...誰も返してくれない店の中に鈴がなった。
「いらっしゃい」
一見さんだろうか、見たこともないような服を着ていた。
今も顔は恥ずかしいので見ないが服のセンスとかで大体分かるのだ。
「えっと……曲芸用の剣、あります?」
少女と思われる者は少々震えた声でそう言った。
珍しい注文に少し戸惑ったが出来ない事ではないのでああ、と頷いた。
少女はそのまま一礼したかと思えばそのままでていってしまった。
~次の日~
普段通りに依頼の品を完成させて渡しました。
土下座されました、
だから何で!?
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