PR
複雑・ファジー小説
- Re: 異世界武具屋【オリキャラ募集】第7話完結 ( No.124 )
- 日時: 2013/04/07 15:31
- 名前: 通りすがりの俺俺 ◆rgQMiLLNLA (ID: HR/cSb0.)
その日は普段通りだった、いつも通り鉄を素材とした曲刀等を作った後、
寝た。ただそれだけで俺は何もしていない。
ゆえに、こんな風になるとは予想もついていなかった。
次の日、久々に定休日をもらったという封季君と雷華さんが遊びに来た。
この時点で俺のHPはゴリゴリ削られている。
すぐに口喧嘩を初めてお客さんが気にする為説明しなくてはならない。
ちなみに
・どちらが腕がいいか(俺とゼロから封季君と雷華さんの話に移行)
これは結局封季君が性能、雷華さんが見た目がそれぞれ優っているという話になった。
・ガンジさんは人雇わないの?
これはこんなやつ雇いたくないよねという発言から喧嘩に勃発。
いい加減にしてくれ。
そんな風にゴリゴリHPを削っていく彼らがいる武具屋へまた一人お客さんが来た。もちろん鈴もなる。
「いらっしゃい」
「あんたこの間お客さんと喧嘩したでしょ!?...いらっしゃい」
「あれはお前が粗相したからだろ!?...いらっしゃい」
まずこの二人はうちの店員できないのでいらっしゃいという必要はないのだがそこは職業病であろうか?扉の方へ目を向けると昨日見たような珍しい服装をした少女がいた。
だが所々ほつれていたり切り傷が入ったりしている。
ギョッ!?と感じた俺はすぐさま視線を上へと向け顔を見る。
緑色という奴であろうか?青空のような色の髪にその緑色の目が特徴的であった。少女が頼んだものは既に出来上がっていて丁度磨いていたのでそのまま柄を向けて渡す。
少女は受け取り30秒ほど剣をじっと見つめていた。
その後、剣を布の上に置き少女は膝をつき、
「お金はないのでご勘弁を!!」
こう叫んだのである。
PR