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呼び出し＆お説教タイムらしいです。
ガンジ殿の起こった姿はこれで2度目です。
一度目は本当に鬼がいるかと錯覚しました。
多分この間の葉擦さ...殿の怒り状態とほぼ同格。
あの時は単に自分に話を聞こうとしただけらしいです、そう病室で回復魔法をかけられながら聞きました。本当にあの時は怖かったです。

そんなガンジさんは普段放っている人を近づけないオーラがさらに強力になり後ろで見てるだけなのにこちらまで足がすくみます。
ガンジさんの気迫に普段クールなクロ殿は少し戸惑っていてレイ殿は最初こそ気軽な感じで聞いていましたが今は黙って下を向いているだけです。

雷華殿と封季殿は最初喧嘩になりかけましたがガンジ殿のひどく低い
「...黙れ」で黙らされました。
前回は店で騒いで怒られましたが今回はどうやら身を案じていたようです。いくら実力があるといっても何が起こるかわかりませんしね、普段人見知りとでも長くは喋らない人なのでギャップを感じます。

ちなみに何故4人がしたのかは雪咲殿の為らしいです。
何でもクロ殿が事情を聞いて怒りを覚えたようで４人で襲撃をかけたとか。はっきり言ってその情報こちらにください。
なんでその時漸く軍が手にした情報を持っているのだろうかこのお方は。

そうしてスピーカー魔道具とお金を取り戻していたとか。
魔道具とお金は上手いこと渡して大会が終わったら軍がしたことにするつもりだったらしいです。その事を軍で支給されている通信用魔道具で伝えたらまた上司の胃がなっていました。葉擦殿の一個上なのですがその時の上司と今の上司を比べると疲労感がすごいと思います。
回復魔法では心のストレスはいやせないのでどうか上司に休暇を、

「...以上!分かったか!?」

「「「「...はい」」」」

「声!」

「「「「はい!」」」」

どうやらお説教が終わったみたいです。
みなさん疲れた顔で部屋に戻っていきます。
とその時、アナウンスが響き渡りました。

『...では決勝戦を始めます、選ばれた物は新しいを一芸で参加してください』

どうやら選考が終わったらしい、自分も見ていたい気持ちがあるが早く終わらせないと上司の胃痛が更に酷くなるのでさっさと帰るようにしよう。

「むぅ、落ちたぁ...」

今、どこかで見たような感じで可愛い服をきてどんよりと歩いている人と気がする人とすれ違ってとんでもない一言を聞いた気がするが多分気のせいであろう。
後あの姿は頭の中に宝としてしまったおこう。