複雑・ファジー小説
- Re: 異世界武具屋・オリキャラ募集,更新,千記念企画募集 ( No.142 )
- 日時: 2013/04/21 19:12
- 名前: 通りすがりの俺 ◆rgQMiLLNLA (ID: HR/cSb0.)
- 参照: http://参照1100までリクエスト募集
「もし断ったら、分かりますよね?私にはそういった関係の者もいますので」
俺が拳を握りしめているとハイドロン君は語りかけてきた。
師を持ったものとしてこのような輩には売りたくない、そういった気持ちが俺にはある。だがここで殺されるよりはおとなしく従ったほうが……その時であった、
「何をしているのかな?」
扉の鈴が鳴り現れたのは黒い髪のポニーテール軍人、さきほど俺が頭に浮かべていた人物、榊葉擦さんであった。
それに素早く反応したのはイルミスさん、木偶の前からすぐに飛び目で追うのがやっとなスピードで葉擦さんへと向かっていく。
葉擦さんとイルミスさんの剣戟をもう何が起こっているのか俺にはわからなかった。ただ炎が舞い、やけにその場が光る。
炎は葉擦さんのだとしたら光がイルミスさんの剣のマナであろうか。
光のマナといったところであろうか、やはり市場になんてまわったことのないマナだ。
10秒ほどであっただろうか、イルミスさんはその場で後ろに跳ねくるくると回って着地する。
「なかなか強いな貴方」
「やめてくれないかな?店で騒ぐと怒られちゃうんだよ」
互の獲物を見比べてみると葉擦さんの方に一つ、小さな刃こぼれが見えた。やはり駄目だったか!
「成程、彼女というわけですか。イルミス、やれ」
このままでは葉擦さの獲物がなくなってやられてしまう
それでいいのか?だが!俺の武器はなんのためにある!
「かしこまりました」
あの時みたいな、映像と音声が脳裏に浮かぶ。
《いい、武器だったよ。最後にいい思い出ができた、ガンジ》
あ
俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいだ俺のせいで、
彼女は死んだんだ。
「ウワァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!」
「「「ッ!?」」」
近くに置いておいたマジックハンマーを手に取り二人元へ走り出した。
「俺の武器はぁぁぁぁ!!!」
すぐさま防御の体制をとったイルミスさんの剣へ俺は大量の魔力を込めた一撃を入れた。
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……あれ?なんかシリアスっぽくなっちゃった。
おかしいな?作った頃にこんな設定なかったのに。
なんかやっちゃったなっていう今回のお話です。ガンジの守るためにあるという発言はゼロのお話に出ています。
あの時こそ簡単に言いましたが思い出しちゃうと、ねぇ?
ちなみに狂ってはいないですよ?ガンジの溜め込む性格が裏目に出ただけで、発散したあとはいつもの彼に戻っているでしょう。