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複雑・ファジー小説
- Re: 第二章・異世界勇者〔異世界武具屋〕新企画 ( No.244 )
- 日時: 2013/08/22 19:44
- 名前: 通りすがりの俺 ◆rgQMiLLNLA (ID: HR/cSb0.)
「以前、言ったはずだ僕は例えカス一つになろうが復活できると」
冗談のつもりで聞いていた、いくら神の名を冠する種族といえど消し飛ばせば殺せると思った。
勝てるつもりでいた、4人の眷属の魔物、霊亀,応龍,白虎,朱雀を使えば軍事国でもないクルトンなど相手でもないと。
そんな浅はかで自分たちの力を信じて疑わぬ者たちだったのだ。そんな彼らにジーガンは「少し時間がかかったがな」と付け加える。状況を完全に理解した四人がとった行動といえば再びジーガンを今度はカス一つ残さずに殺すこと、皆自慢の魔法を放つ。
「炎魔術ボルケイノ・ジ・エンド!」
「水魔術アンビシャス・ジ・エンド!」
「風魔術テンペストーム・ジ・エンド!」
「土魔術ガイアインパクト・ジ・エンド!」
それぞれが種族に受けつがれる最強の魔法である。威力はジ・エンドと名が納得できるほどで四つ合わせれば国一つ消し飛んでしまうほどであろう。ジーガンは混乱している間にこの合わせ技にやられた…が今は違う。ジーガンはそのいくつもの光を見てただ一言、
「闇魔術、エンドレス」
それだけでフレイノたちの魔術は霧散した。
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