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訂正、どうやら中瑠さんは葉擦さんの義理の兄だったようです。
・・・へー。どうでもいいや、もう。
早く帰ってくれないかな。

「おい一応秘密なんだから言うんじゃねぇよ!葉擦!!」

「いいじゃんお義兄ちゃんはお義兄ちゃんなんだから、それに第一隊の人はだいたい知ってるよー?」

「すいません、そういうのは店の外でお願いします」

ここは武具屋なのでそういった家庭の事情?は外でお願いしたい。
これでお客が遠のいてしまったらどうする。

「中瑠指揮官殿!今度隊長についていろいろと教えてください!」

「何言ってるのかな~?ラウロちゃんは」

「店の外で」

ラウロ君、せっかくの中性的な顔が葉擦さんによって台無しなる前にとっとと店の外に出てくれ、床掃除がめんどくさいだろう。

「ラウロ!葉擦を早く連れて帰れ!!」

「む~葉擦さんは剣の新調に来たんだよお義兄ちゃんこそなんでいるの」

「店の外でお願いします」

「こっちだって新調だよ!」

「中瑠指揮官殿、いえ中瑠お義兄様それは公認の中ということで」

「……」

いい!加減!にして!くれ!ない!かな!!
もういい、もう何も言わんそちらがそうならこちらにも手段がある。
瞬間、何かが切れた。