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夜が明けた、それと同時に剣ができた。
見た目こそはいつも磨いている物と似ているが性質は違う。
いつも磨いている物は斬れ味を重視している、が今回の剣は貫通力を重視しているため剣先をとても鋭くしている。

盾も丁度届いたのでいつ中瑠さんが来ても平気だ。
・・・あ、

「葉擦さんの忘れてた」

そういえば帰るさいに「ガンジ君、新しい片手剣作っておいて」とか言ってたなっけな。さてどうするか、なんてクールぶった風に考えたいところだが今現在とても焦っている。
前回、軍剣を勝手にカットラスにした時もかなり怖かったが今回はブツすらないと言う。
考えろ、考えるんだ俺、片手剣は余ってないか?いや余り物にあの人が納得するものはない、せめて金以上の素材を使っているもの・・・

金、は昨日売り切れたんだっけか。
プラチナ、はオーダメイド用にインゴットのまま!
魔鉄鋼、なんて・・・あるじゃん。

……さて、開店の準備をするか、不安だけど