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軍剣、それはクルトン軍全員に支給されるものであり作成は年に一回、国の鍛冶師全員で作っている。
年に一回、回収し作り直しているため普通はわざわざ自分で軍剣を直そうなんて思わない。

・・・階級が上の奴は別だが。
つまりはこの女の人は階級が高めの人物なのだろうか。
しかし記憶に出てこない。ならば最近階級が上がった人物だろう。

「見せてみろ」

そう横目で人物の位置を確認しながら言葉を発する。
その行動がなければ危なかったかもしれない、

眼前に剣があった

回避をし、右手に持っていた片手剣構える。
この時、初めて客の顔を見た。

黒い髪、左右違う色の目が目立っていた。
この時に確信した。
こんな奴に会ったことはないと。
それと同時に客は口を開く。

「嘘はよくない、葉擦さんはあなたにあったことないんだよ」

「今気づいた」

ここは正直に言おう、流石に顔を確認せずに接客するのは疳に触ったのだろう。

「すまん」

そう言って頭を下げた



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ここからパソコンいじれないので続きはあす