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少女に攻撃をされた時、扉の方にラウロ君がいるのがわかった。
そして彼らはカンペで俺に指示をしてきた。

【自白を取るので刺激をしないように喋ってください】

おいおい嘘だろ!?そんな風に叫びたくなった。
畜生、なんでこんな事にと盗賊より軍の方が鬼畜じゃねぇかと思ったが口に出したらやばいので心の奥底にしまっておいた。
そしてわざわざ苦手な会話をしたのだ、そもそも普段はなさない俺がわざわざ口を開いたことに気をつけるべきだったなと盗賊に思う。

まず葉擦さんが弓を切り落としラウロ君が少女を拘束、中瑠くんが逃げようとして諦めた少年を確保。そこにクロさん達が来襲、レイさんの方が銃を持っていたので怖かったです、はい。

後日、軍の方から取り調べとか来るそうです。
ちなみになぜ来たかというと閉店のはずなのに扉がしまってなくて大きな声が聞こえたそうです。
確かに盗賊なのに大声を出していたなぁとしみじみに思う。

ちなみに次の日の新聞に乗りました。

『圧巻!盗賊をものともしない防具屋!』

『冷静沈着!武具の漢ガンジ!』

うん、一つ目は事実だけど二つ目は冷静どころではなかった。
なんせふりむかれたらおしまいだったのだ。せめてもうちょっと事実に近づけて欲しい。
などと思いながら鈴がなったので扉の方を向くとそこには中瑠さんがいた。