複雑・ファジー小説
- Re: 異世界武具屋【オリキャラ&コメ募集中】祝参照550!! ( No.94 )
- 日時: 2013/04/29 10:35
- 名前: 通りすがりの俺 ◆rgQMiLLNLA (ID: HR/cSb0.)
エイプリルフール企画、「異世界無職」。
武具屋を始める前のガンジのストーリーを詰め込んだ一本、笑い、涙あり、のお話となっています。
嘘うさ、いやごめんなさい!岩投げないで!参照が700行ったら多分書きますから!いやこれはマジで!ちなみに俺が小説を書きだす頃は台本形式で超批判とかくらってましたね。まあ描写もクソだったんですが
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~夜、武具屋別棟~
アイアンインゴットを今日は作りたいと思います。
といってもアイアンは鍛冶屋にとっても初級のようなものであり時間こそかかるが手間はかからない。そのため作れるときにインゴットは作って置いてある。しかし、アイアンブレイドなどの物は大量に使うので足りなかった。
とりあえず鉄鉱石をポイポイ溶鉱炉へと投げ込みとかしていく。
そしたらそれを流し込む、冷やす。完成。
この間わずか10分、やはり火のマナで作る火は温度も上がりやすくとても使いやすい。
その工程を繰り返してインゴットを必要な分ともしもの時のために5本ほど余分に作っておく。
次は形作りだ。
まず大剣用の大きい方にインゴットを溶かし流し込む。
しっかりとした厚みと大きさができたら鍛冶用のペンチでつかみ台に置く、そして形を整えるため……打つ!
叩くにはいい温度というものが有りそれを見極めながら金鎚で叩いていく、冷めたら火に当てている焼け石の中につっこみ温度を上げまた形を整える。
初心者は最初は形を整える、という点でどうにも外側から叩きがちだがそれではいいのは出来上がらない。
中心付近を先に叩いて凝縮させておくのがポイントである。
叩いては熱し、叩いては熱し、ようやく完成だと思える頃に外側を叩きひとまず完成である。
次は細工をする、代表的な例としては青龍刀、あれは龍の絵が掘ってあったりしておしゃれである。それをアイアンブレイドも必要とする。
まあ絵は彫らない、ヤスリや黒みを取るための薬品をつけて布で拭いたりして注文しておいた柄にはめてようやく完成である。
さて、次は弓用の留め具や矢尻を作らなくては。
これは手がかかる。ある程度は型に入れて作るのだが次からが大変だ、
手作業で削っていくのである、しっかりと弓にハマるように削らなくてはいけないので更に気を遣う、なんせ戦闘中に金属の部分が外れるなんてやばいとしか言い様がない。
そのため普段金属の部分が響き渡る武具や別棟も普段より静かである。
ノミで慎重にやったら次はやすりで慎重に、力を入れて削る、何度か弓の大きさと合わせようやく、完成した。
矢尻上手くいったのでとりあえずは今日の仕事はおしまいである。
しっかりと鍵をかけ風呂に入ったあと布団に入るとわずか10秒ほどで寝に入った。こうして夜は過ぎていった。