複雑・ファジー小説

Re: 裏切りゲーム ( No.115 )
日時: 2014/04/02 15:04
名前: 咲楽月 ◆//UrPiQv9. (ID: bG4Eh4U7)

はい、どうも〜
第二章始めますよ〜

と、その前に。

第一章のEpilogueですぜ!(黙れ

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Epilogue

 少女はテーブルに肘をついて、退屈そうに目の前の少年を見上げた。文字通りの溜め息の音がした。

「ああ、もう退屈で仕方ない」
 彼女はそう言うと、テーブルにカードを並べ始めた。思わず欠伸が出る。
 並べたカードから、1枚を抜き取り、裏返した。タロットカードのようだ。"悪魔"のカードを見ると、少女はニヤリと笑った。山羊頭の悪魔は大きな角を振りかざして今にも吼えるような、そんな顔付きだった。

「丁度良い。薬も完成したところだ。このゲームで試すとしようか」
 少年はそう言って研究室へと戻って行った。少女はパソコンを開くと、メモになにやら書き留めていった。

「次のゲームは———」

                         Epilogue fin