複雑・ファジー小説

Re: 貴方と恋すると決めました〜未熟な僕達の恋愛論〜 ( No.100 )
日時: 2013/04/06 16:05
名前: みなみ ◆UqJnR0DYWY (ID: mogX9zR5)


【月宮紀視点】 >>95

 「あ、あの、紅茶大好きなんです。だから……有難うございます」

笑顔で受け取ってくれた姫城さん。
よかった。苦手なものだったらどうしようかと。

 「好きならよかった…。
  でも、そういえばそろそろお風呂の時間だよね?」

ふと時計を見れば、もうそんな時間だ。
いろいろありすぎて時間感覚おかしくなっていた…。
少し周りに耳を澄ませて見れば何やらおかしな会話が聴こえる。

 『風呂混浴らしいぞ…』
 『は?何で?』
 『風呂、改装しているらしい』

は?混浴…?
いやいやいやいや…、何故そうなる。

 「風呂が混浴…?いや、まさか…」

思わず小声で呟いてしまった。




【月宮晶視点】 >>96 >>98

また不服そうな顔してる…。
こっちだって譲られてばかりってのもアレなの分かってくれないのかな…。

 「……そういえば、晶さんはなぜ紀さんと一緒ではないのですか?
  私は会う予定だった人と会えなかったのですが……」
 「紀?紀とは夕飯食べたら合流しようって話をしてあるよ。
  こんなとこで兄弟で飯食っても楽しくないしね。
  よくよく考えたら誰かいないと夕飯にたどり着けないんだけどね」

だから、一之瀬さんと会えて良かったというか。
そんな話をしている最中、一之瀬さんの目線が俺から逸れて背後の方に移った。
俺も釣られて振り返ってみれば、同じ顔が二つ。
…双子か。それも一卵性の。

 「…って、あの子は…」

ふと足元に置いてある鞄に目を下ろして気付いた。
鞄落としていった子だ。



*****

結縁さん
 高校時代は、両手じゃ数え切れない女の子と付き合ってたとか。
 彼にとっては全部本気じゃないモノだったのかもしれませんが…。
 その真実を結ちゃんが知る日は来るのか…。 

戻木さん
 大丈夫ですよー(*´ω`*)
 とりあえず男の方なので…(笑)

朔良さん
 何とか合流できましたね…!
 タイムラグ修正辛い…!