水無月・神流視点もう何度目かになる始業式。話を聞いて、移動してくじを引く。今年の部屋は515号室だった。特に不満もなく部屋に行く。まだ、だれも来ていない所を見ると、同室者は決まっていないようだ。夕食の時間になるが、食欲が沸かず、ぼーっとした時間をすごす。それだけの行為で時間は過ぎて、お風呂の時間になった。「……お風呂くらいは行こうかな…」そう囁いて着替えを持つと温泉へと向かった。