複雑・ファジー小説

Re: 貴方と恋すると決めました〜未熟な僕達の恋愛論〜 ( No.105 )
日時: 2013/04/06 22:02
名前: みなみ ◆UqJnR0DYWY (ID: mogX9zR5)


【月宮紀視点】

 「な、何かの間違いですよね……お風呂が混浴だなんて…」

そんな縋るような目で見られてもだな…。
俺にはさっきの言葉の真偽は分からないわけで。

 「とりあえず飯食って、実際に行ってみようか。
  自分たちの目で見た方が早いよ」

つーか、入学式及び新学期早々混浴ってどうよ…。
あの学園長めちゃくちゃ過ぎる。
何でもありか、この学園。

 「百聞は一見に如かず、って言うでしょ?
  一緒に行ってみよう?」

一緒に入る入らないは別として、自分の目で見るのが一番だと思うんだ。
っていうか、晶はどこに行ったんだ…?
アイツ背高いから、食堂にいるなら見つかると思うんだけど。



【月宮晶視点】

有無を言わさずご飯を買いに行ってしまった一之瀬さん。
少し辺りを見回せば、見覚えのある後ろ姿が。

 「…紀?ともう一人…女の子か」

二人で話しながらご飯食べてるみたいだ。
背中向けてるから、俺には気付いてないみたいだけど。
高校時代の紀からは想像も出来ないけどなぁ。

 「女の子の数、両手じゃ数え切れなかったもんなぁ」

思い出すだけアイツの黒歴史なんだけど。
今では相当落ち着いたみたいだけど。
二股とか普通だったもんなぁ。

 「それでもモテてたけど」

歌上手くて、ルックスも良かったらそりゃ遊びでもモテるわけですな。
その代わり俺は全然だったけど。

 「マジ紀の高校時代、黒歴史だわ。
  ここの女の子には教えられないな…」



*****

結縁さん
 諦められたら困ります…!
 紀くんにはいい部分も悪い部分も、
 ちゃんと見てくれる子と一緒になって欲しいです。

朔良さん
 晶くんの独断場になってしまいました\(^o^)/
 この呟き聞いててもいいし、普通に戻ってきても構いませんー