複雑・ファジー小説

Re: 貴方と恋すると決めました〜未熟な僕達の恋愛論〜 ( No.111 )
日時: 2013/04/07 20:11
名前: みなみ ◆UqJnR0DYWY (ID: mogX9zR5)


【月宮紀視点】

 「それもそうですね…。
  あの、月宮さんは、もし、お風呂が混浴だったら……どうしますか…?」

やっぱりそれ気になるよね。

 「あ、その、他意はないんですが…何となく気になって。
  変な質問をして、すみません…」

そう言って残りの紅茶飲み干して、俯いてしまった姫城さん。
恥ずかしいなら聞かなきゃいいのになぁ…。
それも可愛いけど。女の子らしいじゃない?

 「…入らないわけにはいかないからね、入るよ。
  別に変なことするわけじゃないし、やむを得ない事情だしね」

何か言い訳してる気分だけど、本音だし。
一日で解決するような問題にも見えないし…。

 「そういう姫城さんはどうするの?入るの?」

きっと恥ずかしがるだろうなぁ、って思いつつも聞いてみた。



【月宮晶視点】

 「お風呂あがったら貼るように茜ちゃんに伝えて。
  少しは痛みが和らぐだろうから。」

と言って湿布を渡してくれた女の子。
…そのまま同じ顔の女の子引き連れてどこかへ行ってしまった。
それと入れ替わるように、一之瀬さんが戻ってきた。
顔が少し変だな。さては、独り言聞いちゃったのかな…。

 「……入浴が混浴ではならないという話を耳にしまして……」

買ってきたであろうサンドを手渡された。
混浴?何かさっきからそんな話をよく耳にはしていたけれど。

 「そうなの?…まぁ、致しかねない事情なら入るしかないんじゃない?
  きっといつ直るかも分からないわけだし…」

固定の人がいるなら結構問題もあるだろうけど、
ここの生徒は固定の人がいないから、ここにいるのだろうし。

 「一之瀬さんはどうするの?怪我してるけど…」




*****

結縁さん
 だんだん結ちゃんの反応を面白がるようになってきた紀くんです。
 嫌わないで受け入れてあげてくださいね…。
 そして、いつか紀くんの過去の話も聞けますように。

朔良さん
 それもそれで結構晶くんの印象には残りそうですけどね。
 彼的にも、ちゃんと紀くんを受け入れてくれる人がいいんだと思います。
 でも、そんなツンデレ発動な茜ちゃんも見てみたいです…。

戻木さん
 ようやく接点が…!
 もう少しアタックです!今は茜ちゃんが一歩リードしてるので…