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複雑・ファジー小説
- Re: 貴方と恋すると決めました〜未熟な僕達の恋愛論〜 ( No.112 )
- 日時: 2013/04/07 22:01
- 名前: 結縁 ◆hj52W3ifAU (ID: rBMEYlp6)
姫城・結視点
「…入らないわけにはいかないからね、入るよ。別に変なことするわけじゃないし、やむを得ない事情だしね」
変な質問をしてしまったにも関わらず、月宮さんは答えてくれたけど…。
そうだよね、何時直るか分からない訳だし、入るよね…。
予想していた返答であったものの、やっぱり聞いてしまったことを少し後悔していた。
「そういう姫城さんはどうするの? 入るの?」
俯いて、グルグルと考え込んでいると不意に問い掛けられた。
やっぱり、聞いたんだから、私も答えないといけないよね。
そう考えて、深呼吸する。
「気は進まないですが……入浴しない訳にもいかないので、入ります、よ……」
言い切ってしまった。これで、確認しに行ってお風呂が混浴でも入るということになる。……勿論、私だけが混浴と言う訳じゃないから、考え過ぎかもしれないけど。それでもやっぱり、女の子にとっては、重要な問題というか…。そんなことばかり、考えながらも、月宮さんの反応が気になってチラリと視線を向けてみた。
* * *
みなみさん
少しは前向きに考えてもらえるといいんですけどね。
嫌わないですよー。結も、ちょっとずつ積極的になってくれる…かな?
そうですねー。一之瀬さんが聞いているというのありますし、誰から聞くことになるのか…。
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