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坂本一斗目線

はぁ……もう入浴の時間だ。
なのに、俺はまだ飯を食っていなかった。相手の女子を手に入れ様にも、皆さん殆どイチャイチャモードで……唯一の女の日之影もちゃっちゃと相手の男見つけて食べてやがっていた。だから、今回は飯抜きで行こうと思う。明日までに誰か見つけるか、日之影と一緒に行けばいいと思う。
俺は部屋から出て浴場まで向かおうとした。
だが、俺の耳には嫌な情報が滑り込んで来た。それは「混浴」であった。噂によると、学園長の仕業だという事だ。はぁ……入学早々の奴になにをしやがるつもりなんだ、あの学園長は。確かに女でルックスは良かったけどな、それとこれとで話は別だ。本当に迷惑だ。
さっきまで普通に歩いていたが、自然と足が遅まった。