複雑・ファジー小説

Re: 貴方と恋すると決めました〜未熟な僕達の恋愛論〜 ( No.127 )
日時: 2013/04/09 07:31
名前: 結縁 ◆hj52W3ifAU (ID: ejIoRkVP)

姫城・結視点

「…くっふっふっふ…。何で、そんな…緊張してるの…?」

思い切って言った言葉に、何故か吹き出す月宮さん。その姿に呆然としてしまう。だって、笑われるとは思ってなかったし、緊張するのが普通な気がするし……笑顔までカッコいいのは反則だと思うんです。

「別に、俺取って食おうとしてるわけじゃないよ? それに、ここで変なことしたらタダじゃ済まないだろうし…」
「わ、私だって、そんなつもりで言った訳じゃ……ないですよ」

自分で言っていて疑問に思ってしまった。
本当に少しもそのつもりがなかったのかと。月宮さんになら……って何を考えてるんだろ。駄目駄目そんなのっ。
 そんな風に自問自答をしていると、不意に頭を優しく撫でられた。

「ふぇ…?」

驚いて情けない声がでてしまった。
え? 今、私……月宮さんに撫でてもらってる?! そう気づいてしまえば鼓動は早くなるばかりで…だけど、凄く気持ちがいいなぁと思っていた。

* * *
みなみさん

わー何か結で遊んでる紀君にキュンとなりました//
結が気づくのもありですかー。そうですね、もっと沢山話せば遊ばれることに気づく、かも?