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複雑・ファジー小説
- Re: 貴方と恋すると決めました〜未熟な僕達の恋愛論〜 ( No.129 )
- 日時: 2013/04/09 19:31
- 名前: 結縁 ◆hj52W3ifAU (ID: vy7q..0J)
柊・一縷視点
中に入ってすぐのことだった。
「……ひゃっ」
後から入ってきた女が足を滑らせたらしく小さな悲鳴を上げながら背中に抱きついてきた。
「す、すみません」
すぐに女は謝ってくる。何ていうか、少し意外だ。湯気で表情が見えないのが残念だが案外照れているのかもしれないとそう思った。
そこまで考えが至ると、少し悪戯をしてみたくなる。どうせ、顔も見えないし今日以降関わることもないかもしれない。そう自分にいい聞かせて行動することにした。
「別にいいけど、体温高いんだね? ……もしかして、熱気に当てられちゃった?」
体を支えたまま、そう聞いてみる。支えている彼女の体温は意外なほどに高く思えたのだ。元々、高体温という可能性もあるが、この状況だし少しくらい期待してもいいかななんて考えてたり、ね。
* * *
朔良さん
そうですねw
少しSな一縷が出て来ましたw
状況が状況なので楽しんでるみたいです。
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