複雑・ファジー小説

Re: 貴方と恋すると決めました〜未熟な僕達の恋愛論〜 ( No.131 )
日時: 2013/04/09 20:37
名前: みなみ ◆UqJnR0DYWY (ID: mogX9zR5)

【月宮晶視点】

 「……行くことには賛成ですが……私知り合いいないので……唯一の知り合いの方は紀さんと一緒で邪魔してはいけない気がします……」

紀と…ってことは、さっき一緒にいた女の子がそうか。
アイツ調子乗ると遊びだすからな、女の子で。
…それはさておき、となるとこれは、まさかの展開?

 「……や、やっぱり補助なんて迷惑ですよね……」

まさかの展開でした。
そうなる気も何となくはしていたけれど。

 「俺は別に構わないと言えば構わないのだけど…、一之瀬さんはいいの?」

彼女がどう思ってるのかは知らないけれど、俺は間違っても男であって…
そんな出会ったばかりの男女が一緒に混浴っつーのも。
…やむを得ない事情だけども。



【月宮紀視点】

 「ふぇ…?」

やっぱり可愛いなぁ、と。
今まで見てきた子は積極的な子多かったし…
こういう子は凄く可愛い。

 「姫城さん、可愛いね。何かずーっと百面相してるから…くふふっ」

頭を撫でる手は止めずに、そう言う。
難しい顔して考え込んだかと思えば、何か気付いたみたいにハッとしたり、何を思ったか照れだしたり…。

 「見てて面白いんだよね。可愛いし。今まで見たことないタイプ」

…ってあれ?
俺何か今ちょっと余計なこと言った気がする。



*****

朔良さん
 茜ちゃん勇気出したのに、晶くんチキン…!
 チキンというか優しい彼なのでね。
 更に押してみるか、ちょっと引いてみるか…。
 押してダメなら引いてみろ、が苦手な方もいるので…(笑)

結縁さん
 今まで見たことないタイプらしいので…
 ちょっと面白いんでしょうね。
 少し紀くんが口を滑らしましたが…気付くかは結ちゃん次第…