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複雑・ファジー小説
- Re: 貴方と恋すると決めました〜未熟な僕達の恋愛論〜 ( No.135 )
- 日時: 2013/04/09 21:13
- 名前: 碧 ◆ExGQrDul2E (ID: /B3FYnni)
坂本一斗目線
「ほにゃっ!?」
いきなりぶつかってきた女はそう小さく叫び声を上げた。
俺はその女の顔を見る。美形なのだが、テンションが高そうなのが一目でわかる顔をしている。そんなことをいっては失礼なのだが。
それにしても、俺はさっきから悪いこと続きだ。
飯が食えなかったからせめて風呂くらい入ろうと思っていたら、男湯は故障で混浴行になり、挙げ句の果てに女にぶつかってしまうという。
だけど、俺にとって女は全て嫁と同然だ。特に、こういう初対面の印象はいい感じが必要。不機嫌オーラをかき消すように王子系の微笑みを見せた。
「大丈夫ですか?怪我はないですか?」
もうこういうことくらい慣れている。授業でも何回も習ったからな。まぁ、それでも留学二年目な訳だが。やはり、国語の成績が悪いからだろう。
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ミケ猫さま>
絡んじゃいました…なんか、ごめんなさい…!
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