複雑・ファジー小説

Re: 貴方と恋すると決めました〜未熟な僕達の恋愛論〜 ( No.148 )
日時: 2013/04/10 00:13
名前: ミケ猫 ◆v/rTh0HxaQ (ID: jhXfiZTU)

菊那 美夢視点


「んキャアっっ!!?」
食堂から風呂場まで向かう途中の道、勢い良くすっコケた。
自分が何処にいるか解らずに、絶賛迷子中である。
「はぁ、この道合ってるのかな…というか一緒に入ってくれる人なんていないよね、どうしよう…」
大きく一つ、溜息を吐いた。いま転んだ分の泥も合わせて(この途中まで三回転んだ)身体を清潔にしなければいけない、か。



「………_へ?」
不意に横に視線を向けると、一人の男子生徒。恐らく年上であろうか。
もしかしてさっきの独り事全部、聞かれてた!?
そう考えた途端、自分の顔が思い切り赤くなっているのが分かった。
転んだ時、スカートとかめくれてなかったかな…? 視線を反らしていいか向けていいかよく分からない状態の中、口が自然と引きつり微妙に開いた。
「あの…えと…_?」


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結縁様>>
早速絡んじゃいました!