複雑・ファジー小説

Re: 貴方と恋すると決めました〜未熟な僕達の恋愛論〜 ( No.15 )
日時: 2013/03/29 13:39
名前: 朔良 (ID: 2IhC5/Vi)
参照: つなぎが下手ですみませんっ

 一之瀬茜 視点

 結局ぶっきらぼうになってしまったけれど、彼女に友達になりたいと伝えれた。
 ドキドキしながら待った返答。

「一之瀬さん……笑うと、とっても可愛いですねっ! 貴女となら一年間、楽しく過ごせそうです!」

 そう言いながら彼女は私に飛びついてきた。
「わ……」
 そのまま二人してベットに倒れ込む。
 
 周りから見ると、小さな馬鹿みたいなことかもしれない。
 でも、私はこの小さなことが『奇跡』に見えたんだ。

 そう感動していた時、『何か』が聞こえてきた。
「……演奏?」

 もともと音楽を好む私。
 さて、次の課題は姫城さんを誘う、ことかもしれない。
 これで友達の絆を深めあいたい。

「あ、あの……。嫌ならば嫌と言ってかまわないですが……何か、演奏が聞こえてきます。私、音楽が好きで……一緒に、行ってくださいますか?」

 ……言えた!
 いや、まだ道のりは長い。
 断られた時の対応も考えなければ……。