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複雑・ファジー小説
- Re: 貴方と恋すると決めました〜未熟な僕達の恋愛論〜 ( No.159 )
- 日時: 2013/04/10 20:27
- 名前: 朔良 (ID: 2IhC5/Vi)
藤本優愛 視点
シャンプーが目に入ったらしい。柊さんはかなり痛がっていた。
姑息なことをしたとは感じるが私は勝ち誇ったように笑って見せた。
が、予測もしていなかった事態が起こる。
私の胸に柊さんの手が近づく。反応する間もなく触れられる。タオルを巻いてるし、直ではないがちょっとこれはいかがなものだろう。
きっと、洗い流そうとお湯を探していたのだろう。だが目を閉じたままだから私の……。
冷静に考えられるがそれもそこまでだった。
「いや、その、えっと……怒ってる…?」
「……いえ? もとはといえば私のせいですし? 特に怒ってなんかいませんよ?」
穏やかにそう言ったつもりなのだが、きっと顔は怒っているのであろうと思う。
そのまま、今度はお湯を柊さんにかける。
「はやく洗って出ましょう。明日から授業も始まるわけですから」
穏やかにいたいとは思うのだが顔は問題がありそうだ。
結縁さん
本当に窮地に追い込まれましたねw
というか、優愛は身体を洗うのにタオルを取らなきゃいけないですよねw 今更気付きました(^_^;)
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