複雑・ファジー小説
- Re: 貴方と恋すると決めました〜未熟な僕達の恋愛論〜 ( No.163 )
- 日時: 2013/04/10 21:38
- 名前: 戻木 (ID: Zx/QFw1y)
行橋夕映視点
「混浴ですか?」
「うん、校長先生の思いつきでねー。たまに昨日まで普通に稼働してたはずの男湯と女湯がいきなり壊れるんだよ、この学園」
さっそくお風呂に来てみたのですがどうやらお風呂が壊れたらしいですね、しかもいきなり。
「だから今日は入れるのは男女二人一組が二グループは入れる個室混浴か男女関係なく二人一組ではいれる大混浴場の二つだけなんだ。」
そう説明してくれているのは生徒会長さんの風間玲さん。なかなかのイケメンですね。
「いやー本当に校長先生にも困ったものだよね。今日に限ってさ、ボクも新入生たちへの説明でお風呂入れないしね。どんどん入れる人がいなくなっちゃうよ。」
やれやれ、と肩をすくめる生徒会長さん。すごい様になってますね。雑誌のモデルさんみたい
「あ、じゃあ私と入ります?そしたら個室の混浴風呂ですよね?」
「まぁ、そうなるね。それならボクも助かるし魅力的な提案だけど・・・初対面のボクでいいわけ?」
まぁ、確かにいきなり会ったばかりの男性と混浴っていうのもあれですけどね。いくら初対面でも生徒会長なら変なことはできないはずですし?
「風間さんを信用していますので!」
「あ、そう・・・なら少し待っててくれる?」
烏丸千冬視点
断られたらどうしようかと心配していたのだが
「……別に、かまわないけど」
とOKしてくれた。正面から見ると本当にきれいな人だなぁ、色白で和服がよく似合いそう。でもたぶん年下だろうなぁ。いいなあ、これだけスタイルよければかなりモテそうだ。
「それじゃあ、行きましょう。この時間じゃ個室なんて開いてないでしょうけど」
そう言って大混浴場のほうに歩き始めた。
「ありがとうございます。あ、私烏丸千冬って言いまきゃ!」
横に並ぶ瞬間、誰かの持ち物であろうシャンプーの空の容器を踏みバランスを崩し、隣の女の子に思いっきり抱き着くような体制になってしまった。
あ、どうしよう・・・なんて謝ろう。
※※※
そして生徒会長を捕まえる夕映さん。きっと性格的に相性はいいほうでしょう。
紫苑さん使わせていただきました!
結縁さん
性格の違いを書き分けきれずキャラがわかりにくくて申し訳ありませんです、神流さんに絡んだのは千冬さんです。可愛がってあげてください。