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複雑・ファジー小説
- Re: 貴方と恋すると決めました〜未熟な僕達の恋愛論〜 ( No.164 )
- 日時: 2013/04/10 21:54
- 名前: 碧 ◆ExGQrDul2E (ID: /..WfHud)
日之影葵目線
「あの、さ、本当に俺でいいのか?……一緒に入るの」
丘野くんは言った。私の顔も見ずに。
きっと、私とはいるのが嫌なんだ。でも、私は別に嫌じゃない。
「うん。丘野くんでいいよ。多分、丘野くんしかいないしさ」
照れを隠すようにあはは、と笑いながら言った。
そして、
「丘野くんこそ、私でいいの?」
と言ってみた。
こうして聞けば、きっとこたえてくれると思った。
私は本当に嫌じゃない。といっても、誰でもいいー……って感じじゃない気がするんだ。
よく分からないけどね。なんか、説明しにくい感じ。無意識に丘野くんを見つめてしまった。恥ずかしいわ、丘野くんは見てないだろうけどさ。
ねぇ、丘野くんは私でいいのかな?
私で嫌じゃないのかな?
>>
坂本一斗目線
「アナタ、ホントウのエガオじゃナイデス!」
……は?なにいっちゃってんのこの女。
てか、ばれてんのか?俺のこの女なら全てメロメロになるであろう、この笑顔が偽物だと!
嘘だろ、うん、嘘なはずだ。俺の嘘が見抜けるなんて女じゃねーだろ。
「あぁ、そーだ。これは偽の笑顔って奴だよ」
俺にメロメロにならないこの女は面白い。
俺は、女に向かってさっきとは違う不機嫌な雰囲気で喋った。
__
ミケ猫さん>
いえいえ、大丈夫です!なんか、楽しみです☆
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