複雑・ファジー小説

Re: 貴方と恋すると決めました〜未熟な僕達の恋愛論〜 ( No.176 )
日時: 2013/04/10 23:39
名前: 結縁 ◆hj52W3ifAU (ID: Hx.0Txsy)

柊・一縷視点

「あ、あの……寝ませんか? もう疲れてますし……ね」

確かに、寝る努力をするのが一番だろう。そう思ったからこそ、僕も布団に入ることにした。

「おやすみなさい」

電気を消し、そう言う優愛に僕も同じ様に答えた。

「……おやすみ」

そう言って目を瞑る。……が、疲れているはずなのに、目が冴えて眠れなかった。それでも、寝ようと数十分努力してみるが、やはり無理だった。仕方ない、水分を補給してみるか。そう思うなり起き上がり電気もつけずに、鞄を開ける。食堂で買ったミネラルウォーターだ。少々ぬるいが贅沢は言えない。

「……はぁ」

喉が潤ったことで息苦しさがなくなった気がする。
そう言えば優愛は眠れただろうか? 気になり、ベットへと近づき名前を呼んでみた。

「優愛……?」

特に用はないのだが、何となく気になったんだ。

* * *
朔良さん

寝れませんねw
一縷も例外ではなかったようです。