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複雑・ファジー小説
- Re: 貴方と恋すると決めました〜未熟な僕達の恋愛論〜 ( No.30 )
- 日時: 2013/03/30 16:13
- 名前: みなみ ◆UqJnR0DYWY (ID: mogX9zR5)
【月宮ツインズ・紀視点】
「……では、あなたの好きな曲を聞きたいです」
そう言われて、思わず二人で顔を見合わせて驚いた顔をすれば、
さっきの彼女は俯いてしまった。
ちょっと変な風に捉えられてしまったかな…。
「俺の好きな曲か…うーん…」
「紀。今日はアコギだけだし、あれでいいんじゃない?」
晶がイントロだけ軽く弾いた曲は、
恋の曲でもあり、誰かの背中も押せるような曲っていう
コンセプトの元、作った曲。
「じゃぁ、それで行こうか。聴いてください」
元々は高校時代、軽音楽部でバンド組んでた時期に作った曲。
だから、本当はもっと華やかな曲。
結構人気もあった曲だったんだよね、この曲。
「『君が感じた悲しみ全て、僕が喜びに変えよう』」
ここで恋愛をする気は今のところないのだけれど…
時期が来ればすることになるだろうし。
「『二人で手を繋いで、共に歩いていこう』」
…って今歌ってる曲と、考えが凄い矛盾してる気がする…。
こんなこと考えながらじゃ、届かないよな。
今だけでも、ここにいる人たちに届くように。
*****
何やら歌っている歌詞が謎めいていてごめんなさい\(^o^)/
結縁さん
歌だけは上手いヤツなのでね…。
本心なかなか見せない方ですけど。
優しくお付き合いしてあげてください♪
朔良さん
大丈夫ですよー♪
気にしないでください(*´∀`)
紀くんなかなかなびかないヤツですけど…
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