複雑・ファジー小説

Re: 貴方と恋すると決めました〜未熟な僕達の恋愛論〜 ( No.50 )
日時: 2013/04/01 15:21
名前: 結縁 ◆hj52W3ifAU (ID: Bs0wu99c)

神楽・零視点

「ん……」

どれくらい眠っただろうか。仮眠には十分すぎる時間を寝ていた気がするが。そう思いながらまず、携帯で時刻を確認する。時刻は後、数分で十八時を回るところだった。そろそろ、食堂に行かないとマズイな。そう思い、立ち上がり、あることに気づく。

「……同室の桜木、だったか?」

部屋に居ないことに気がついた。
 まぁ、あれだけ突き放すように言えば、他の奴と飯ぐらい食べに行くだろうと結論付けて、俺も、エレベーターに乗り、地下へと向かうことにした。したのだが……面倒なことに学生が三人もいた。一人は怪我人。一人は女。そして、怪我人と一緒にいる男。

「はぁ……地下へ続くのはエレベーターだけだって言うのに…」

最悪だと思いながらも、あることが脳裏をよぎる。
 それは、二人以上で食堂に行かないと無意味で、一人で行っても何も食べ物を得られないということだった。

「不本意だが……三人の誰かを道連れにするか」

そう考えて、一人ずつ、確認する。まず、怪我人は面倒だし在り得ない。となると二択だが……男の方は怪我人の連れのようだし。仕方ない、消去法になったが、これからエレベーターに乗ろうとしている、女にしよう。そう考えが纏まるなり、女に近づき腕を引くと強引にエレベータに乗り込む。勿論、他の二人は若干突き出す形になったが、降ろしてからだが。

* * *
戻木さん

ちょっと強引ですが、千夏ちゃんに絡んでみましたw
この後のやり取りはお任せします