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複雑・ファジー小説
- Re: 貴方と恋すると決めました〜未熟な僕達の恋愛論〜 ( No.62 )
- 日時: 2013/04/02 14:20
- 名前: 結縁 ◆hj52W3ifAU (ID: KgUc9iRG)
姫城・結視点
「…おっと、ごめんね」
私が離れてほしいとお願いすると、すぐに少し距離をとってくれた。
それにホッとしていると、
「…俺、前歩くから後ろついておいで」
そう言い、手を差し伸べてくれた。……逸れない様にとの思慮だと分かってる。特別な理由や忌みはないのだと。分かっているのに名前も知らない私をココまで心配して助けてくれるなんて……意識しない方が難しいと、そう思ってた。手を取らない私に釘をさす様に男性は言った。
「流されたら今度こそ戻ってこれないからさ…」
その言葉を聞いて羞恥心など捨てるべきだと考える。そして、少し躊躇しながらも手を握った。大きくて安心できる手だと、そう思っていた。
* * *
みなみさん
いいと思いますよw
なるほど……それなら沢山、関わるうちに興味でも持ってもらえれば進展ですかね?
頑張って無意識に惚れてもらおうと思います!
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