PR
複雑・ファジー小説
- Re: 貴方と恋すると決めました〜未熟な僕達の恋愛論〜 ( No.65 )
- 日時: 2013/04/02 21:10
- 名前: 結縁 ◆hj52W3ifAU (ID: INwilZwH)
姫城・結視点
庇われながら歩いていきたおかげで、一人のときよりも、ずっと楽に歩くことが出来た。ただ、もう此処に来て三年目だと言うのに、未だ生活に慣れていない自分が恥ずかしかった。
「っやっと出れた…。大丈夫?」
そうこう考えているうち開けた場所にでる。
気遣いの言葉に対し私も答えた。
「はい、何とか大丈夫です…」
そう私が言うと、安心した表情で男性は椅子に座らせてくれた。
そして同じ様に向かいの椅子に座った男性は笑顔で言った。
「何か今更な気もするけど、俺月宮紀って言います。これを機会にどうぞ宜しく」
名前を教えてくれた、その笑顔にドキッとしてしまう。
月宮紀さん……それがこの人の名前なんだ。そう考えながら、私も自己紹介をすることにした。
「あ、えっと、私は……姫城結って言います。こちらこそ、よろしくお願いします。それから、助けて頂き有難うございました……!」
そう緊張気味に告げて勢いよく頭を下げた。
* * *
みなみさん
なるほど、自分からは行かないけど来る者も拒まないってことですね。
気になる存在になれてたら嬉しいですね〜
ライバルも多そう? ですが頑張ってアタックしてみますw
PR