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複雑・ファジー小説
- Re: 貴方と恋すると決めました〜未熟な僕達の恋愛論〜 ( No.67 )
- 日時: 2013/04/03 06:42
- 名前: 戻木 (ID: AHLqKRWO)
千夏視点
あまりにも予想外の出来事過ぎて少し言い方がきつくなってしまったかなぁ。言ってから少し後悔した。
しかし、目の前の・・・おそらく同じくらいの年齢の男子生徒はすこしめんどくさそうな顔をして
「悪かったな・・・。此処のルールは知ってるだろ? それなら分かるはずだ。・・・1人だと飯に有りつけない、だから、たまたま一人で居たお前を利用して連れて来た。以上だ」
まったく動じていないようだ。っていうか・・・え、説明それだけ?いやまぁ、それ以上簡潔な説明はないだろうけど。
「う、うん・・・そうだね。」
唖然としてそれだけしか出てこなかった。いやいや、それじゃだめだろう。
「まぁ、それはしょうがないけどさー。別に普通に言ってくれれば約束がなかったらご飯くらい一緒に食べてあげるのに。」
改めて男子生徒を見上げる。身長差がかなりあるので本当に見上げてしまっている。
「まぁ、そういうことなら細かいことはいいや!なら行こっか。」
細かいことは気にしないのが一番だ。私自身もお腹がすいているし。まぁ、こういう突然の出会いがあるのがこの学校の醍醐味といえば醍醐味だ。それも含めて楽しもう。
そういえば・・・何か忘れているような・・・
千冬視点
「お姉ちゃん・・・」
いつになったら来るのかな・・・?お腹すいたなぁ。
※※※
結縁さん
千夏が零君に引っ張られてるところを想像すると高校生が中学生くらいの女の子を無理やり連れて歩いてますね。絵的に本当に誘拐ですね。年齢同じなのに・・・。
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