複雑・ファジー小説

Re: 貴方と恋すると決めました〜未熟な僕達の恋愛論〜 ( No.71 )
日時: 2013/04/03 21:42
名前: みなみ ◆UqJnR0DYWY (ID: mogX9zR5)

【月宮紀視点】

 「あ、えっと、私は……姫城結って言います。こちらこそ、よろしくお願いします。
  それから、助けて頂き有難うございました……!」

勢いよく頭を下げてくれた姫城さん。
きっともの凄く緊張しているんだろうな…。

 「姫城さん、宜しくね。
  でもって、そんなに緊張しなくてもいいからね」

緊張してる空気がこっちまで伝わってくるくらいだから、
彼女自身は相当緊張しているんだろう。
とはいえ、俺にはその緊張をほぐす術がすぐには思いつかないけど…。

 「とりあえず、ご飯取ってくるね。
  またここに戻ってくるから、俺の席取っといて?」

姫城さんにそう声を掛けて、再び席を立つ。
たまごサンドだっけ…
俺は何食べようかなぁ。



【月宮晶視点】

 「……大丈夫です。利き手じゃないだけ良かったというか……。
  でも、『女の子』と言って差別されるのは聞き捨てなりませんね。
  私が女だから優しくするルールも如何なものかと思いますよ、晶さん」

おお…。言われてしまった。
…とりあえずだな。彼女に言いたいのは一つだ。

 「あのね、一之瀬さん。素直にありがとう、って言えばいいんだよ。
  別に年上だからと言って、敬えとは言わないけども…
  まずは感謝の言葉が最初。文句はそのあとに聞くから」

怒ってるんじゃない。
きっと、彼女は根がしっかりしてるから言えば分かるはず。
彼女が言うことも一理あるわけだし。

 「…一之瀬さんが言うことも分かるんだよ。もちろん。
  俺にも非があったことは認めるし…」



*****

結縁さん
 そうそう。そんな感じです…!
 彼は来るものも去るものも好まない方だと。
 だから、必要以上に付き合いたがらないという。
 でも、きっとアタックすれば目には入るはずなので…!

朔良さん
 一回目書いたとき壁ドンしかけて、晶くんのキャラじゃなくて止めました…
 彼、難しい話苦手なので…(笑)
 でも、茜ちゃんのこと嫌ったわけじゃないので…!