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複雑・ファジー小説
- Re: 貴方と恋すると決めました〜未熟な僕達の恋愛論〜 ( No.76 )
- 日時: 2013/04/03 23:54
- 名前: 結縁 ◆hj52W3ifAU (ID: H3TLDNR4)
神楽・零視点
前をグイグイ進んでいく女は不意に歩くペースを落とすと、携帯で何かを確認しているようだった。
特に気にならなかったものの、することもなく、ぼんやりしていたときだった。女は食堂の人込みから目を背けると此方を向く。俺は仕方なく耳を傾け……。
「ねぇ、強制的につれてきたんだから君が頼んでよ。私ねぇカレーと醤油ラーメン。」
と、耳元で女は言った。……言いたいことは分かったが、まさか、一人でそんな量を食べる気だろうか。
こんな小さい体のどこにソレだけの栄養がいくのかは不思議だったが、俺も自分で頼む方が気が楽だと判断して今回は了解することにした。
「分かった……買って来るから、その辺で時間を潰しておけ」
それだけ言い、やたらと近い距離にいた女から距離をとる。そうして、返事を待たずに歩き出した。
カレーに醤油ラーメンか。俺は、どうしたものかな。
「……チャーハン辺りが妥当か」
そんなことを考えながら、ようやく食事にありつけるという気持ちと、どうやって、軽く三人分はあるであろう食料を女の下まで運ぶかに考えを巡らせるのだった。
* * *
戻木さん
背伸びして頑張る女の子の姿は可愛いものがありますよね♪
うーん、どうでしょうねぇ。今のところは、大食い少女だと思っているようです。
女の子に大食いだなんて失礼ですが!
恋愛するきがない、ということは一生をこの学園で過ごすという意味に繋がりますので、流石にそれは避けたいはず。なので、頑張れば望みはあるはずです! ……多分。
好きにさせてしまえば、後は、独占欲も高い方な零なので、色々できると思いますw
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