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複雑・ファジー小説
- Re: 貴方と恋すると決めました〜未熟な僕達の恋愛論〜 ( No.78 )
- 日時: 2013/04/04 15:31
- 名前: 戻木 (ID: AHLqKRWO)
千夏視点
「分かった……買って来るから、その辺で時間を潰しておけ」
そういって男子生徒は注文しに行ってしまった。
「いや、さすがに三人分は無理でしょ。」
と追いかけようとしたのだが、よく考えれば2人で3人分持つのはすこし大変だろう。それなら、料理が出来上がるまで時間があるので千冬ちゃんを連れて来よう。
人込みをかき分けてたどり着いた席には千冬ちゃんが突っ伏していた。
「えっと・・・千冬ちゃん、生きてる?」
と、声をかけるとゆっくりと顔が動いた。
「やっと来たんだね・・・今日は来ないかと思っちゃったよ。メールも返信ないし危うく帰るところだったよ。」
「本当にごめんね!いやぁ、私の荷物取りに行ったり置きに行く途中でいきなり知らない男子生徒にここまで連れてこられたりでバタついてたからさぁ。」
しかも荷物落としちゃうし・・・月宮、晶君拾ってくれてればいいけど。着替えとかも入ってるから知らない人に漁られたくないしなぁ
「なんか大変だったんだね・・・で、その知らない人はどうしたの?一緒じゃないの?」
「ああ、いまご飯注文してもらってるよ。本来ダメなんだろうけど私と彼と千冬ちゃんの分ね。で、運ぶの大変だから呼びに来たんだ。行こう!」
2人で戻るとちょうど出来上がって運ぼうとしていたところだった。いや、さすがに1人で3人分は無理だ。
「ありがとうー運ぶのは手伝うからさ。じゃあ席行こう!」
いきなり現れた同じ顔の女の子を一瞥し、ふぅん・・・とだけ言うと私の案内で席に向かう。
※※※
結縁さん
この学校絶対留年しまくってる人とかいそうですね。
零君になんでも・・・少しそそりますね!
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