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複雑・ファジー小説
- Re: 貴方と恋すると決めました〜未熟な僕達の恋愛論〜 ( No.80 )
- 日時: 2013/04/04 21:34
- 名前: 碧 ◆ExGQrDul2E (ID: 0.f9MyDB)
日之影葵目線
周りの人は少し可哀想だな。
皆、相手を探してるけどさ。身近な人でいいじゃん。
探し合ってる人たちで食べたらいいのに。
そう考えてしまう私は理想が低い子なのかな?
そう思いながら男に問うていると、意外な言葉が帰ってきた。その言葉は私を女扱いしてくれたのだ。
「え、いーの? じゃ、ここで!」
ニコッと微笑みながら、窓際の二人席の机に手をついた。なぜか動揺してしまい、つい明るく言ってしまった。
ハッとしたように苦笑いして、
「あ、ごめんなさい……また軽々しく」
と言った。だけど、初めてあった時の様に表情は固くはなかった。
この人、いい人だ。
第一印象は怖い人だった。だけど、それは間違ってるのかも。
やっぱり、人は見かけによらないな。私のこと、ちゃんと女扱いしてくれたし。
この人と友達になりたいな。
笑顔で席に座りながらそう思った。
恥ずかしいから言葉には出さないけどね。
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ミケ猫さん>
おー、レディファーストきたぁ!かっけー、栄くんっ!
いえ、ダサくない!イケメンだ、これこそww
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