複雑・ファジー小説

Re: 貴方と恋すると決めました〜未熟な僕達の恋愛論〜 ( No.93 )
日時: 2013/04/06 00:43
名前: みなみ ◆UqJnR0DYWY (ID: mogX9zR5)


【月宮晶視点】 >>82

 「あの……まだ夕食食べてないですよね?
  お礼に私に払わせて下さい! 急いで買ってきますから!」

少し顔を赤らめてそう言った一之瀬さん。
ダメとは言わせない雰囲気が漂っているけれど…
流石にそれはなぁ…

 「それはちょっと…。
  さっきの状態見てたら一人でなんて行かせられない。
  そうだなぁ、俺もついて行っていい?」

一人で行かせるのだけはどうしても心配。
その辺はお互いに譲るとこ譲るべきな気がする。
女の子にお金出してもらうのも、ちょっと気が引ける。
ギブアンドテイックで、そこは今回は妥協するしかないのだろう。

 「ご飯はご馳走になるからさ、ね?」



【月宮紀視点】 >>84

 「えっと、その……ごめんなさい」

と言って顔を逸らされてしまった。
…謝ったってことは、恐らく俺のこと見えてないのか。

 「…いや、こっちこそいきなりごめんね。ビックリしたよね…」

とりあえず悪ふざけが過ぎました。
体勢を元に戻して、買ってきたご飯を彼女に差し出す。

 「たまごサンドと、飲み物…紅茶とかでよかった?」

パンだけじゃ喉渇くだろうと買っている時思ったんだけど、
聞きに戻るのもアレだったから勝手に選んでしまった。
こういう可愛い飲み物が似合うんじゃないかなー、って…。

 「勝手に選んじゃったんだけど…」

これは面倒なのも考えて戻るべきだったのかな…。



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朔良さん
 普段怒らない人ほど怒ると怖いって言いますもんね…。
 上手にそのタイミングが作れればいいのですが(笑)
 茜ちゃんのためにも怒ってくれるはず…!

結縁さん
 裏設定で女好きも面白いかと思ってます(小声)
 高校時代ヤンチャしてたっていう…。
 だからこそ、本当の気持ちに鈍いというか。
 アタックあるのみですよー!こういう鈍感男には!