PR
複雑・ファジー小説
- Re: 貴方と恋すると決めました〜未熟な僕達の恋愛論〜 ( No.99 )
- 日時: 2013/04/06 13:36
- 名前: 結縁 ◆hj52W3ifAU (ID: Tb.7kxDW)
柊・一縷視点
始業式を終えて寮のくじを引く。番号は777号室だった。
それを確認してから部屋に行ってみるが誰もおらず、そのまま荷物を置いて食事を食べるために、その辺に居た生徒を連れて食堂に向かった。
そして、特に問題も起きることなく食事を終えた僕はお風呂に行くことにしたんだけど…。
「これは……やられた」
いざ、男湯に行ってみれば学園長からのお知らせという名目で改装工事をするため暫くは混浴場しか使えないと書かれていた。
おそらく、女湯の方も同じ様に書かれているだろう。
「あの人は…何時もこう、突然すぎるんだ…」
去年も一年中こんな様子だったから覚悟はしていたけど、まさか、始業式の日から問題を起こすとは考えがおよばなかった。
「完全に僕の失態だな…」
溜息をつきつつも、仕方なく込み合っているだろうと予測される、混浴場へと向かった。……誰かしら一緒に入ってくれる生徒が見つかればいいけど。
「そうでないと無駄足になるもんな…」
そう言いながら、星空を見上げる。
今年も波乱に満ちた一年になりそうだと、そう思いながら。
* * *
朔良さん
そう思ってもらえて安心しましたw
うーん、無理に会わすのも難しいですし、このままそれぞれに行動させて、合流できればするし、無理なら寝るときに寮で再開でいいと思います。
PR