ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

「神は、ありのままの貴方を認めんとしています！」

大きな胸が跳ねる。まぁ本当に神様がそう言っているのかどうかは別として、そろそろ昼休み終わるんだけどなぁ……。


【巨漢と巨乳】


皆僕から逃げていく。理由はわかっている。この大きな体と顔のせいだ。前、城之内海斗に相談をしに行ったら『皆に言うけど、ここは人生相談室じゃないから』と言われ、冷たくあしらわれた……。まぁでも城之内は弟とも仲良く(？)してくれてるし、僕のことも怖がらないし悪いやつじゃないけど……。
まぁそんな成り行き、誰かと仲良くしたいなぁと言う独り言が漏れ、それを少女に拾われ、この状況って何これ？

「ふむふむ、すなわち怖がられたくない、普通に仲良くしたい、と言うわけですね？」
「う、うん、まぁ…」
「でしたら大丈夫！いつかありのままの貴方が認められる日が来ます！」
「あ、そ、そう…？」
「私が保証します」

彼女は僕の手を握り、初めて気づくんだ。



(そう言えばこの子、僕を怖がってないな…)